3日ぶりの青空でした。ただ晴れても、やはり秋の深まりを感じさせる気温でした。日差しは柔らかですが、それ以上の威力はなかったように思えます。北から冬が近づいているのが分かるようです。
夕方のニュースで、今週末から始まるトップリーグの話題を取り上げてくれていました。これまた異例のことですよね。過去にはありません。そこでは東芝の昼休みに出陣式を行っていて、リーチが挨拶をしていました。ワールドカップの活躍から、トップリーグにも足が向くようです。外部の説明会というか、相談会に出向いた先生が、ラグビーの活動について聞かれたとの報告もありました。ここからどれだけ乗っていけるかは、これまでも書いたとおりにどれだけ魅力ある試合にできるかにかかっています。
この魅力作りって、難しいですよね。ラグビーに理解ある人や、明確に応援する相手がいる人にとっては、それだけで十分に魅力があるわけです。試合に来ていただいている保護者にとっては、子どもの試合はそれだけで魅力的です。時折、卒業生の保護者が試合に来てくれて、喜んでもらえています。ところがこれまでラグビーはルールが難しくて、痛そうでと関心が薄かった人たちに、継続的に関心を持ってもらうためには、どうしてもこの「魅力的」というキーワードが出てきます。それはラグビーらしいプレイだけではダメだともいえそうです。パスとランプレイが華麗であれば、それは誰が見ても楽しいものです。一方でフォワードがラックサイドをグリグリとアタックし、ゴール前はモールというのでは、ラグビーらしいものですが、魅力あるラグビーとはいえないかも知れません。トライではなく、ひたすらPGというのも、五郎丸のような精度とルーティンに特徴があれば別ですが、そうでなければ…ということでしょう。今季のトップリーグは、そうしたものが試されるシーズンとなるかもしれません。これまでよりも厳しい目にさらされているともいえるのです。
相変わらず地上波での放映は少なく、試合の中継はあくまでもスカパーです。これもまた再考の余地があるかも知れませんね。

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