未明の決勝戦、初のワールドカップ連覇で幕を閉じました。迫力のある接点と、たしかなスキル、簡単に真似をするわけにはいきませんが、見る人を釘付けにするだけの威力があります。それはラグビーを知る知らないとは無関係なようです。つまり魅力ある試合は、ルールの難しさを簡単に越えるわけです。それを教訓としなければなりません。ルールが難しそうだから見ないという人たちを減らさねば、4年後の日本開催の成功はないのですから。それでも地球の裏側での大会が終わりました。こんなに夜中に起きて、ラグビー観戦をしたのは、実は南アフリカ大会以来かも知れません。(2007年のフランス大会は録画頼みだった気がします)夜中に起きねばという義務感からの解放です。今夜からは、安眠が戻ってきます・笑。
そして朗報が届きました。車いすのラグビーがなんとオーストラリアに勝利して、優勝を果たし、来年のリオのパラリンピックの出場権を手にしました。それをいくつもの情報番組で取り上げてもらえるのが嬉しいですね。
さて今日は練習試合でした。城西川越が来校してくれました。一方でうちはケガ人などもあり、ベストメンバーが組めません。ただそうしたことは大会中にも想定されるので、いるメンバーで戦わねばなりません。試合はひと言で評するならば、ボクシングのノーガードの撃ち合いです。つまり攻撃権を持った方が圧倒的に優位だということです。個としても、組織としても、防御はまだまだです。タックルもひどいものです。特にファーストタックルの精度が低すぎて、試合の体を成していません。経験不足は目をつぶるとしても、もっともっとタックルを真剣に身につけねばなりません。
もう一つ、相手との決定的な差があります。当たり勝とうという気概です。簡単に寝てしまううちに比べて、一歩でも前に出ようとする相手の姿勢に受けてしまって、失点を繰り返す場面もありました。これもまた普段の練習の延長です。もっともっと立って、前に出続ける姿勢が必要かも知れません。

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