今日から来週の月曜日までは、練習開始時間が少し遅めです。そうなると、やはり暑さが気になります。いつもなら終わりにする時間から始まるようなものですから、きついですよね。とにかく水分補給をまめにしながら、とにかく熱中症に注意です。幸い体が慣れてきた部員が多く、気分が悪いと訴えずに練習を終えました。
試合を経験して、足りない点を補う練習メニューを考えたようですが、その前提として試合後の練習を休まないということがあります。ところが足りないことが多い部員ほど、ここで休みます。それではチームで共有しようとするものを、共有できないのです。フォワードにゴール前のラックディフェンスを、というリクエストがありました。ただゴール前と、それ以外で何かが変わるわけではありません。問題はとにかく反則をせずに、しかも相手に差し込まれずに守ることです。つまり接点で負けないことなのです。ところが城西戦での失点は、ゴール前で相手に差し込まれての結果です。それはそうですよね、相手主導のラックでほとんどの部員が相手側に入り込むことをせずに、受けていたのです。それでは失点は防げません。戦わないといけないのですが、おそらく戦い方を知らないのです。そこでまずは戦い方の練習です。ガッツリと相手と組み合うことを体で覚えないと、まずは戦えないのです。しかもそれは試合を経験としても、段階を踏んだ練習をしないと身につかないものがあります。ということを、まずは2年生に指導をさせてみてから、段階を踏む方法を提案しました。効果的な練習方法を覚えながら、課題を一つずつ克服していきましょう。段階を踏まないと、上手にはなりませんからね。

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