今日も朝から暑く、やっと夏の気配です。まだ梅雨明けはしていませんから、もう少し雨の日があるかもしれませんが、これだけ暑くなるとやはり夏を感じますね。熊谷では猛暑日だったようですし…
何年になるでしょう、夏の入り口は栗橋北彩との合同練習か試合です。相手校の顧問がサクライ先生の後輩という縁もあり、まだチームが整わない時期には練習方法を伝える意味も込めて、合同練習をしてきました。ここ数年は県大会を目指し充実してきているため、試合が中心です。二年前には敗れることもあったほどの充実ぶりです。今年はうちがグランド整備で使えないこともあり、ここに三郷工業技術も加えて三つどもえにして、三工技のグランドを使わせていただきました。
うちはご存じの通り3年生不在のチームで戦います。ここで恐いのはケガです。相手は元気で、生きのいい3年生もいるため、気持ちが受けてしまうと思わぬケガになるのです。暑さに慣れていないことを考慮して、15分で2ラウンドしようということになりました。ということで、15分4本になります。今の3年生が人数が少ないこともあり、2年生は試合経験が豊富です。そのため試合を有利に運べます。きちんとプレッシャーをかけると、相手はミスをしてくれるので、ボール保持時間も長くなり、トライへとつなげることができました。この時期に1年生たちがとにかく試合経験を積んで、練習への意識を変えてくれることを期待するわけです。試合に出場すると、さすがに心構えが変わります、外で見ているよりもずっとやり甲斐を感じるタイプと、いざ出てみたら思うようにプレイできないタイプに分けることができるのですが、どちらにしてもその経験により練習への意識が大きく変わるのです。
今日の収穫はもう一つ、中学3年生です。一人だけまだケガの心配があり、使えませんでしたが、残りの5人は試合に出ました。出ただけではなく、リクはトライを演出するパスをし、シンタロウはトライを挙げました。私も経験者ですから、今日のこの日が彼らにとってどんな日になったかは想像がつきます。これでみんなは本当のラガーマンになっていくのです。そしてみんなでさらに仲間を増やすべく、声がけを本気ですることにもなるはずです。仲間は多ければ多いほど、チームとして上を目指していけますからね。
この栗橋との定期戦とも呼べる試合を経て、夏が始まりました。栗橋の先生からは、ここ数年で一番よいのではないかとお褒めの言葉をいただきましたよ。ここからまたしっかり練習に励みましょう。今日のように試合を楽しむためにね。

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