雨の予報で試合そのものの実施可否を危ぶんでいたのですが、空が暗くなってわずかにパラパラくる程度でした。それでも昨日までの暑さに比べるとずいぶんと過ごしやすかったです。
そんなこともあり、今日は20分ハーフでの実施でした。城西はここ数年の中でもっとも小さなかなと感じしました。例年はもう少し横にも、縦にも大きな選手がいた印象があったのですが…試合はまだまだ大味というか、ザックリしたもので、相変わらず勢いだけで進んでいます。もちろん試合経験の少ないメンバーが入っていますから、できるメンバーが引っ張るのはよいことです。ただ試合に出て初めて経験することに対応できていないメンバーも少なくなく、練習に緊張感が欠けていることを露呈する試合でもあった気がします。
特に防御になると、後手に回るばかりでなく、反則を繰り返してリズムをさらに崩して失点につながるパターンに関しては、猛省が必要です。前に出て攻撃している場面でなく、防御で戻されている場面でチームは真価が問われるものなのです。危ない場面でも体を張って必死なのは、試合経験を積んだメンバーが目立ちました。ああいう場面で体を張る一年生の登場を待望しています。この時期にこうして試合を組んでいる意味を、試合に出る以上は自覚しなければなりません。ここでアピールしておかないと、次のチームになっても試合に出してもらえなくなってしまいますよ。
もっともっとラグビーを理解しなければなりません。今日も、ここのところ苦戦していた相手に勝てるだけの力があることを示してくれました。ただここからチームとして整えていかなければ、才能と勢いはいずれ成長は止まってしまいますよ。そうしないためにも個々がしっかり課題を持って、練習に臨みましょう。今後が楽しみなだけに、敢えて苦言多めのコメントです。

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