今日は忙しいというのか、気ぜわしい一日でした。試験前なのですが、中学生は最後の公式戦を前に活動するのですが、試験との両立で悩み揺れる生徒とクラブがあり、調整に走ります。それそのものが、実はかなり過保護なことだと反省もします。とにかく理不尽なことを嫌う我が学年の生徒たちです。そろそろそうしたものを引き受けてくれないと、社会に出たときが心配です。あまりに目をかけ、理解しようと努めすぎたと反省しています。ただこのスタイルが私のスタイルだったりもするのですよね…複雑な心境です。
午後は年に一度の同窓会の総会です。同窓生から多くの会費を預かっていますので、その報告を形式的ではあってもしっかりしておかねばなりません。勇退した先生をお招きして、ひとときの懐かしい時間です。私にとっては、そうした先生の話を聞くたびに、自身の原点の確認です。これがまた今の状況では続けていくことが、なかなか難しい環境になってきています。それでもぶれずにやっていくために必要な時間なのです。
さらにその後、私はお通夜に向かいます。卒業生のご母堂がお亡くなりになりました。体調不良で途中でクラブから離れたのですが、マネをしてくれた卒業生です。卒業後も、つかず離れずの関係で、困ったときにはいつも相談に来てくれていた卒業生です。最後のお別れをしてきました。
その斎場に向かう道すがら、声をかけられました。なんとこれまた卒業生のお父さんでした。その方に斎場まで送っていただいてしまったのです。なんとも不思議な縁というのか、関係です。こんなところで、という場所です。歩いている私を見かけて、わざわざ車から降りて、です。ありがたいことです。本当に本当に人は人で作られていきます。人を大切にするという当たり前を実践しなければなりませんね。それが伝わるクラブでありますことを念願しています。

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