朝にはすっかり雨が上がって、気持ちのよい空気でした。私の体調は、この雨上がりと連動するように関節痛が引いていきました。どうやら私の体は、自然の動きと大きく関わっているようです。それもまたいいものです。
さて県大会に挑戦しました。対戦相手は、新人戦の県大会でうちが大敗した相手にわずかな差で関東大会を逃して浦和高校です。格上であることは確実ですから、半年の成長をはかる意味でも、貴重な一戦です。
結果はシビアなものとなりました。得点は三桁には届かなかったものの、こちらが点を取れる感じはなく、やはり大敗という現実があります。しかも新人戦の時同様に、ケガ人を抱えることとなりました。
あの暑さですから、防御が重なれば疲労は攻撃時よりも数段高くなります。試合後のみんなの姿を見れば、それは明らかで試合は終えたものの、熱中症気味は仕方ないですよね。来週から6月になりますが、まだまだ試合が続きます。暑さへの対応も考えねばなりません。
これまでの先輩たちもそうでしたが、格上の相手と対戦した場合に、勝ち負けではなく、どのように自分たちらしく戦えるかが問われるわけです。今日なども少ない攻撃の機会に、自分たちらしくできた場面はほぼ皆無です。どれだけ取られても、自分たちの攻撃ができれば評価につながります。ところがこの攻撃が難しいのです。それまでにかけられた相手の圧力が、見えない壁となるわけです。それに負けないためには、こうした経験を重ねていくしかないわけです。苦いものにはなりましたが、またここから始めるしかありません。チャンスどころで自分たちで崩れてしまったり、接点で負けてしまったのでは、格上への挑戦は挑戦だけで終わってしまいます。どうやら下克上を成功させた、地区3位チームがある以上、ただの挑戦で終わらせるわけにはいきません。壁を越えていくために、またみんなでやり直しです。それでも今日はしっかり水分と栄養を摂って、休息してください。

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