今日は気温は低めで、湿度ももっと高いのかなと思っていたのですが、上着を着ていてもなんとかなる程度でした。中学生たちは高校生と違って、正直なもので私の服装のいちいちに反応します。要するに難癖をつけるわけです。今日は紺にストライプの入ったダークスーツでした。そこにグレーのシャツを着て、シルバーの関東大会の60周年記念ネクタイでした。まずは全体の印象が黒いというのです。次に上着を着ていて、暑くないのかと迫るのです。生徒にきちんと制服を着なさいという以上、こちらがあまり緩いものでもというのが、私の持論です。もちろん生徒と教員が同じ立場ではありませんから、そんなことではなく押し切ることもできるのでしょうが、まぁ私の中ではちょっとしゃれていたいとの思いもあるのかもしれません。今月いっぱいは上着を着ていることにしています。生徒は私の眼鏡、ネクタイ、時計に興味があるようで、それもまたいいことでしょう。
さてうちは高校では大会にも参加して、予算ももらっているクラブです。ですが中学はあくまでも高校に加わって参加することができるという程度のものです。人数が少ないというのもありますが、実は人数が増えたところで部に昇格させてもらおうとは考えていません。というのも、私とサクライ先生で面倒が見られるのはあくまでも高校生までで、中学生が試合に臨むところまでは難しいのです。中学としての加盟を迫られることは一度や二度ではありません。ですが、現実にはスタッフの関係もあり難しいのです。ですから、高校生の練習に加わって、高校生になったところで試合に出るわけです。それでも日頃から高校生とぶつかっているだけあって、即戦力です。ここが中学からスクールを経験してくるメンバーとの違いです。
そんな中学クラブですが、公式には認定されていないのですが、中学3年生で活動している生徒がいる場合には卒業アルバムに載せてもらえるのです。昨年は複数名いましたので、それも分かるのですが、今年はメグ一人でも加えてもらえることになりました。ありがたいことです。メグ一人ではちょっと寂しいので、2年生も加えて土曜日に撮影予定です。
中学から高校生との練習で培ったものは、高校生になったところで花開きます。中学では試合が経験できないからクラブから遠ざかっているメンバーもいますが、それは最初から前提だったはずですし、ケガの心配さえなくなればいつでも高校生たちとの試合に臨めます。それこそが一人前の証明ですから、そこまでしっかり取り組んでほしいと、自分の学年だからこそ中学2年生には特にお願いしたいですね。

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