私立大学の一般試験は、基本的には早稲田大学の2月22日に実施された試験で終了します。その早稲田大学の試験と平行して、後期として設定される試験が続きます。思うような結果に結びつかず、どこまで粘るか判断するタイミングに来ています。
一方で、明日は国立大学の前期試験です。我が部の3年生も複数名が受験します。ここまで受験したのは過去にはないでしょう。それだけの成績が確保できたこともあります。合格した場合に進学先として選ぶかは不透明なメンバーもいますが、それでもかまわないと話して試験に臨ませました。今年は筑波大学、埼玉大学、前橋工科大学に行ってきます。正確に言うと、埼玉大学へは受験には行かず、出願した結果がいずれ届きます。センター試験だけで合否が決まる方式に出願したからです。
国公立大学の受験といっても必ずしも7科目や8科目の受験をしなければならないわけではなく、しかもセンター試験と個別試験とのバランスも大学ごとに異なります。だから今回もセンター試験後に、結果を見て受験を勧めたメンバーの方が多いくらいです。受験するかどうかの選択権はもちろん家庭と本人にありますが、私が勧めたということもあり多くが受験へと向かいました。可能性のない受験を勧めているわけではありません。すべてにおいて可能性を模索するのが、仕事です。
ラグビーも同様です。ラグビーを通して、一人ひとりの可能性を広げたい、広げるのだという思いがあります。常に可能性への挑戦なのです。それをやめてしまったら、その先に見えるのは可能性ではなく、不可能性です。できるかもしれない、という期待値ばかりが多く、決してかなわないものになります。ですから失敗を重ねて、苦い思いもしながら、可能性への挑戦をやめるわけにはいかないのです。
そんな可能性のために明日、彼らが自分の持てる力を発揮してくることを願うばかりです。うちのメンバーに加えて、ヒロキにもエールを送りながら…それぞれの明日への切符のために、健闘を祈念します。ガンバレ、シュウ、カズヤ、シュンヤ、モトキ、モロガ!!

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