文化の日は、関東地域の晴れの特異日だそうです。それが見事に当たりましたね。今日は時折強くする時雨になりました。時雨と呼ぶ季節になりました。まさに晩秋の気配が漂っています。試合の日、その翌日の中学の体育祭を少なくとも穏やかな天候で終えることができました。今日の天候を考えるとしみじみと実施できてよかっなと感じるわけです。試合に負けて、しかも雨に濡れるのは、よけいに切ないのです。今の大学3年生、シュンスケの代は熊谷のCグランドで雨の中での引退でした。試合内容も雨に泣かされただけに、穏やかな天候で引退できたことも、結果を受け止めねばならないことを静かに教えてくれますね。
今日は文化の日の振替休日でした。私はしばらくぶりの休みで、少しだけ文化的なことをして過ごしました。サントリーホールにいってきました。音楽で癒されてきました。それでも頭の中は、次の会議でした。我ながら情けないのか、なんなのか戸惑うのですが、立場としては、次のことを考えねばなりません。すぐに新人戦がスタートします。我が東部地区は、実はこの新人戦の運営がとにかくもめるのです。チームの状況が個々に異なるため、どうしても各チームの事情が反映されるためです。うちだって、一昨日3年生の引退が決まり、そこから新チームへと切り替わるわけですから、まだ何もスタートできていません。これで年間予定で割り当てられている来週から大会が始まるなどは、考えられません。ですが理屈で押し切られると、それだってあり得るわけです。だからこそこの会議が長くなります。それでも筋の通らない地区ではないので、しっかり議事を進行して新人戦の日程を決めていくつもりです。
そんなことを考えながら常にいます。つまり仕事が頭から離れることはないのですよね。これがいいことなのか、どうなのかは分かりませんが、私はこういう人間だという割り切りが自身にはあります。クラブのこと、生徒のこと、学年のこと、良くも悪くも常に考えています。その環境にあることに感謝しています。だって目の前にあれだけ多くの生徒がいて、私も彼らを知っていて、彼らも私を知っているのです。そんな人たちのことを思わずにはいられません。それしかないのですよね、私には。これからもおそらく変わりません。目の前の子どもたちと向かい合って、できることは僅かですが、できることだけはしていきます。ロッカールームでも話したとおり、3年生たちとはこれから彼らの進路に寄り添います。新チームのメンバーには厳しい私であります。これからもよろしくお願いします。

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