桜が満開になってから、それを長持ちさせるためなのではないかと思うほどに、気温の低いがありますね。今日もそうでした。風が冷たく、冬に戻ったようでした。
練習試合も三日目です。さすがに疲れの色が見えますが、県大会を見据えるとここで引いているわけにはいきません。昨日、フォワードでやられたことを考えると、奮起に期待もしたいのですが、けが人もまたフォワードに集中しています。ここが正念場ともいえそうですね。
昨日の川越東のようなフォワードの接点で勝負してくるチームと異なり、小さいながらも気持ちを前面に出してテンポを大切にするチームですから、これまた学ぶことは大きい試合となりました。
開始早々のカズヤのアタックからのターンオーバーに象徴されていました。展開が早く、まさにボールがどこに転がるか分からない展開です。こちらは防御のミス、タックルエラーが目立ち、自ら苦しくする展開です。最後のところで持ちこたえてはいますが、セットプレイでもミスがあり、なかなか自分たちのリズムになりません。
それでも取られなかったのは、やはりこれまでの遺伝子は引き継いでいる証かしれませんね。もちろんメンバーが入れ替わっていますから、ラインアウトなどのセットプレイのミスもあり、課題の残った試合ではありました。縦にまっすぐに刺さってくれるなら止められますが、外から内に来る相手に何度もゲインを切られる場面が見られました。バックスの追い出しがルーズなのと、フォワードの内壁が機能していないことの二つが露呈しました。人がいながら振られて抜かれる場面が何度も見られました。コースが悪いこと、組織として機能していないことが問題です。
そしてもう一つ、フォワードの特に1年医のリアクションの遅さです。ラックで仕事をすると、その後は棒立ちになって次のプレイに備える準備にひどく時間を要するメンバーが何人もいます。同じ人数同士の戦いですから、そうしたメンバーがいるだけで数が合わなくなります。という意識が足りない、きつい言い方ですがまだまだ無責任なメンバーがいるため厳しい局面もありました。ゴール前でも緊張感を持続できないことを考え直さねばなりませんね。


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