始まるまでは正直、どうなるのだろうと懐疑的な見方が私の中になかったわけではありません。それでも終わってみれば9トライですから、快勝と表現してよいのでしょうね。特に後半に前半の倍という数字ですから、これもまた評価できます。そしてシブヤが初トライです。まだまだ力強い走りとはいえませんが、それでも今日は軽やかなランが随所に見られたので、成長しています。
それでも前後半にそれぞれ1つずつ取られたことは、やはり反省材料としてありますね。前半のトライにつながる長い笛と、その前のエリアを取りに行かなかった判断ミスがあります。後半は最後の最後であまりにアッサリとセットプレイから取られていること、どちらも因果関係があります。その点を見直してみましょう。
攻撃に関しては、これまでと違った取り方ができるようになってきました。もちろんハーフ団がリーグ戦とは異なること、マサシが戻ってきたことなどが要因ではあるのですが、それだけではなく2年生は力強さ、1年生は経験を積んで現実対応してきたことなど、試合を通じて成長していることで、トライの質が変わってきました。それをもっとも象徴するトライが、後半のシュウのステップに対応して、モトキがショートランで入ってきて取れたものです。相手の防御は対応できずに、見事なトライでした。ラックサイドをパワー勝負するのではなく、ああして相手をラックに寄せて、その外を的確に攻められるようになるといいですよね。やはりしっかり前を向いて、縦に突破できると相手には効きますよね。
昨年は惜しいところで逃した県大会が手に入りました。まずは一安心です。快勝であったことも好材料です。年明けに決勝戦が待っています。あの春日部が三桁の失点で敗れました。強敵です。ですから挑戦しましょう。今年は東部が熱いと、他地区に印象づけたいですね。
野球部が寒い中、応援してくれました。ヨダ先生もグランドに駆けつけてくれました。サッカー部のアンドウ先生も観戦してくれましたし、ボイラーの方も試合中に気にして確認にきてくれました。これからも応援してもらえるチームでいたいですね。
みんなには今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。保護者のみなさまにもたいへんお世話になりました。来年も応援をよろしくお願いいたします。

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