この一回戦、しかも雨天…私にとっては不安材料だらけです。信じていないわけではないのです、それでも勝てると言い切れるだけの自信はありませんでした。そうした緊張感がこの大会には必要だとも自覚しています。とにかくこの大会は、漠然とした不安を抱えていて、特に今日の一回戦です。
今のチームの主力は、試合経験豊富です。それが今日の試合では明暗を分けたように思えます。今日のような日に何が起こるのか、だからこそ何をしたらいいのか、それを理解していたからこその試合だった気がするのです。点差以上の安定感を持っていた気がします。取れたのは3トライでしたが、前に出ていたからこそのものが多く、やはり攻撃だけではなく防御も含めて前に出ることの大切さを実感させてくれるものでしたね。そして失点がなかったのも、好材料です。やはりうちの信条は堅い守りとしていきたいですね。我慢できるチームが理想です。
最後のプレイで、コウジがケガをしてしまったことだけが、気がかりです。あごも、そしてそれをきっかけに振られた脳も気になります。たいしたことがないといいのですが…
それでもとにかく私の不安は杞憂に終わりました。これまで苦手意識を持っていた雨も克服です。ただみんなの目標はここではありませんでした。次を取って、その上に挑戦するために歯を食いしばりました。しっかり次も取り切りましょう。
体育祭を抱え、主要なポストをみんなが占めているため、なかなかそろって練習ができないジレンマもありますが、そうした危機感こそが今のチームに有効なのかもしれません。次に向けて、体育祭との両立を果たして取り組みましょう。

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