いよいよ夏休みも最後の練習試合です。これまで取り組んできたことをしっかり試して、手応えをつかんでおきたいところです。そういう気持ちはあったはずです。ただ対戦相手は実直で、ひたむきな川口北高校です。うちと比べてもサイズは小粒ですが、その分だけ練習中からしっかり声が出ていて、しかも低い、丁寧なプレイを心がけています。ああいう姿勢は見習わねばなりません。うちだって、本当に上を目指すのであれば、自分たちよりも強い相手には低く潜り込むプレイができねばなりません。特にフォワードはそれが課題になっているはずです。格上の相手にやられたのは、やはり接点での激しさと高さですからね。その意味で最後の試合相手としては適当だったわけです。しかも相手は妥当シード校を掲げ、特にうちなら食えるのではないかと虎視眈々と狙っているチームです。秋の大会を想定しても、ここは大切な一戦です。
さて試合結果はともかく、内容については一考の余地があります。豪快とは褒め言葉ですが、大味な試合内容ではないでしょうか。エリアでも勝ち、相手陣で優位に試合を進めながら、自分たちのミスで得点ができず、それ故に今ひとつリズムに乗れなかったのです。もう少し取れてもいいはずですし、取れていれば一気にうちのリズムにできることも可能だったはずです。ところが要所要所を上手に守られ、取れるシーンでも判断ミスやパスミスで得点できず、下がっては反則を繰り返すという後味の悪い試合内容だったと私には映りました。少なくともシードが取れましたと、胸を張れるほどのチームには成熟していないことを自覚したいですね。目指しているところは高く、しかもそれが決して無謀な目標ではないのですが、夏の疲れもあり、どこかで個々の言い訳が優先され、そのために統一感に乏しい試合内容であるのは実に悔しいですね。しかもそれを一人ひとりは感じていながら、打開するための方向性がまとまらず、焦りから悪循環に陥っているという認識を持ち得ていないのも事実です。ここからが正念場です。試合当日に自分たちのしてきたことを信じて、キックオフのホイッスルを心待ちにできるようにしましょう。
川口北としては、シード校を食う手応えは得られたでしょう。しっかり守って、相手の隙が見えたら一気に攻め上げる、そうした統一感がありました。タックルの精度と、フィールディングに磨きをかければ、うちは本当に危ういです。うちはまだ川口北よりも攻め方のヴィジョンがあります。試合数をこなしてきたチームの強みかもしれません。だからこそそこを自覚して、うちらしく戦わねばなりません。まだまだ負けるわけにはいかないのですからね。
1年生たちは昨日、モールの練習をした成果はあったかなというものでしたね。まだまだ高くて、しっかりとしたものではありませんが、それでも前回に比べれば進歩ですね。あのくらいフォワードで前に出れば、試合も楽しいはずです。もっと楽しくなるために練習に励みましょう。
心配されたヤサカの膝は、正式な診断はまだなのですが、今日は試合に出ることもできました。まだちょっと心配ですかね。さらに今日はナルオが膝を痛めました。これまたたいしたことないのですが…心配です。
今週の練習試合には保護者が応援に来てくださり、さらにアイスなどの差し入れもいただきました。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
今日はレフリーを依頼しました。その件については、また明日ですが、その5歳の娘さんはスーパーマネを目指し、今から勉強というわけで、うちのマネにくっついていました。マイがよく面倒を見てくれました。

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