夕べ遅くから風の音が強くなりましたね。桜の前に、白木蓮なのですが、それらを吹き散らす風になりました。高速を走っていても、時折ハンドルを取られそうになり、落下物で渋滞ができたりと熊谷への道も一筋縄ではいかないほどでした。先週の日曜日も風が強かったので、来週の全国選抜の時にはこうでないことを祈ります。昨年の2日目はひどかったものですから…
それでも4地区対抗はありましたし、1年生たちは明日の全群馬との対戦に向けて、練習がありました。練習はCグランドから自由広場に変更になりました。4地区は予定通りのBグランドでした。対戦相手は南部です。東部と南部はラグビーでは、ライバル関係です。その由来はあえて聞かないでください。今回も互いに力が入ります。
前半、南部は浦和の単独チームです。ここをどうしのぐかで、幸いにも風上を取ることができました。これで失点なしが理想的です。ところがここはコンバインドチームのもろいところで、エリアマネジメントがいかにもへたくそです。そのために自滅するように結局は2トライを献上です。象徴的なのは、相手からフリーキックをもらいながら戦略の統一が取れずにウェストオブタイムで相手ボールになってしまったことです。相手ゴールに迫っても、ミスで相手ボールになることもしばしばでした。よく戦いましたが、勝つにはもう一つ足りないものがありましたね。
ここに一つの教訓があります。日々の練習で何をしておかねばならないかです。どの場面で、どのようなプレイ選択をするのか、これが練習の意味なのです。練習を通して身につけるのは、実はチームとしての統一感なのです。個々のスキルであれば、何も統一の練習にかぎる必要はないわけです。フリーキックはどうするのか、プロップアウトはどうするのか、ゴール前のスクラムではどのように攻めるのか、そうしたことを確認するために、みんなで練習を重ねるわけです。そんなことの意味と価値を教えてくれた3点差での惜敗でもありましたね。後一歩までは追い詰めたのですがね…
シュンとヤサカはフル出場でした。おつかれさま。

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