今日は久しぶりの3年生の登校日でした。私は今年度最後の駅前のバス当番でした。例年ならバスに乗せろと3年生が来るものなのですが、今年は一人も来ませんでした。このあたりもここ数年で変わってきましたね。私がバス停にいるのを見かけてやってきた3年生がいます。ラグビー部員です。唯一の理系部員だったのですが、世間的にはまずまずの大学に合格はしたのですが、本人は本意ではなかったようで、もう一年やりたいとのことでした。もちろん私としても賛成です。本人が納得していないのなら、どこに合格していようと、次の一年をやってみる価値はあるからです。
もちろんこんな贅沢なメンバーばかりではありません。志望したところ、すべて振られて、もう一年というメンバーもいます。但し、このメンバーだって妥協することはいくらでもできるはずですが、それはしなかったわけです。正直、この一年の不勉強な部分に反省はしても、それでも自分の納得のいくまではやってみたいと、中には親に土下座までしてお願いしたようです。その気持ちが大切ですよね。
正直、自分の志望校に向けてのみで過ごす一年というのは、楽ではありません。それでもそれだけの気持ちを作った評価をしたいのです。こんな時代ですから、大学生になるだけなら探せるのです。それでも譲れない部分を自分の中に持つことに意味があります。もしそれが3年間のラグビーを通してだとしたら、こんなにうれしいことはないのですが、ここについては指導者としては少々心許なく、本人たちに後日、確認してみる必要はあるかもしれません。
とにかくもう一年と覚悟を決めた人たちのバックアップを全力でしますので、こまめに連絡をくださいね。

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