どうやら春日部は順当にベスト8入りを果たしたようです。ということで、先日書いたとおりにやぐら替えの組み合わせでの対戦となります。初戦の相手は昨日の勝者と言うことで、今朝、会場校の顧問の先生に確認したところ、接戦を制した連合チームが相手となるようです。もちろんベストメンバーでならそれほど怖い相手ではありませんが、けが人を外して代わりを補強して、となれば事情は異なります。試合経験では相手の方が上かもしれません。その意味で緊張感を持って試合に臨まねばなりません。トーナメントですから、取りこぼせばその時点で上にはつながらなくなるのですからね。
うちにはうちのスタイルがあります。それは固定的なものではなく、その年のメンバー構成で変わります。つまりその年のメンバーで戦い方を変えながら、その年のスタイルを築くわけです。今のスタイルは秋の新チームになってから意識して作ってきたところがあります。それが1年生が加入してフォワードが強化されたことで、さらに進化させたいという思いがあります。但しそれはメンバーが入れ替わっても同じようにできるほど、粒ぞろいではないのです。おそらく頭の中ではそのことも分かっているのでしょうが、実際に動いている中ではどの程度であるのか、ハッキリつかめていなかったのでしょう。今日の最後の練習で、状況設定をしながら組み立ての確認をしてみると、いくつものほころびが見えるのです。グランドに立つメンバーの実力に合わせて戦い方をアレンジしないと、試合が始まってからチームが破綻することになります。それが分かったものですから、それを知らせるために、ちょっと意地悪でしたがやらせてみたわけです。
この大会、どうしても2つ勝ちたいのです。内容よりも、今回だけはとにかく結果を出したいのです。そのためにはこの時期にはやらないような追い込み方もします。今日みたいに追い込めば、当然のことながら1年生は萎縮します。3年生はいらだち、周囲への要求度を上げます。そんな中でチームのバランスを取るためにキャプテンやサブの真価が問われます。こんな時だからこそ、チームをまとめましょう。まとまりさえすれば、火曜日も怖くはありません。まとまらなければ、今日のような攻めても攻めても取れない、まさに自爆型の試合に陥ります。そうならないために今回こそキャプテンシーが必要です。

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