今日は1時間目に中学3年生に向けて、高校3年生が高校生活や進路についてのアドバイスを語る会でした。1月下旬の中学2年生を皮切り、高1・高2とやってきて今日が最終回でした。今日の中3の担任の半分は、今の高3の担任でしたから、この元の担任の先生たちに彼らの成長を証明する会だったとも言えそうです。元の担任の先生たちがそれぞれに満足そうに、また感慨深そうに見つめていたのが印象的でした。そういう会としても意義深いのかもしれません。
さて6時間目に授業をして、職員室に戻ると私の机の上にカップケーキのようなものが乗っていました。バレンタインは2週間も前ですし、何だろうと思って確認すると、脇に紙が添えられていました。お世辞にもきれいな字とはいえません。しかも「マフィン」を「まふぃん」と書いているくらいです。誰から?と思って、その上を見ると「僕たちが先生を花園に連れて行きます」とのメッセージまで添えられていました。どうやら中3のラグビー部の部員が、調理実習で作ったものを持ってきてくれたようです。私に持ってきてくれたのも嬉しかったですが、このメッセージがまた泣かせますよね。とてもいい気分でした。
どうやら自分の分以外は、中学時代にお世話になった先生のところに持って行くことになっていたようです。ということは私は実は該当しないのです。彼らは中3の秋になってラグビーに加わったわけですから、彼らがもっとお世話になったり、迷惑をかけてしまった先生がいるはずなのですが、そういう先生に素直に持って行けるほどではないのでしょう。彼らがいつか、そんな先生たちに自分たちの成長した姿を見てほしいと胸を張って言えるようになったら、本物でしょうね。私は今日の彼らのメッセージを読んで、是非、花園に連れて行ってほしいと思うと同時に、彼らをラグビーを通して心身共に成長させたいと誓うのでした。
中川君、平野君、マフィンとってもおいしかったよ。甘いものをあまり口にしない私がしっかり食べました。ありがとう。

0