今日、部員たちはお休みです。休息しないとモチベーションも維持できませんし、体力や集中力も落ち、怪我のリスクも高くなりますからね。今日の休みで心身共にリフレッシュして、明日、グランドに立ってくれることを願っています。
選手は休みですが、私は今日も仕事でした。埼玉スーパーアリーナでのイベントに参加です。県内の私立、公立が一堂に会する大きな進学相談会です。私も以前は入試対策にいたので、こういう相談会に行っていたのですが、進路指導部に移ったからは、ちょうど反対の立場で相談会に出向く側になっていたので、本当に久しぶりです。主任職はこういう役回りも回ってくるのです。
さて南越谷から電車に乗るわけですから、そのホームには私が行く場所と同じところに行くのであろう制服を着た中学生が大勢います。駅毎にその数も増えていきます。驚いたのはさいたま新都心に着いてからです。すでにものすごい行列なのです。もちろん私はその列には並ばず、別の入り口から入ります。入ってからもさらにビックリです。どこにうちの学校のブースがあるのかも分からないほど、学校が並んでいます。探していると、私を呼ぶ声がします。その声の主は、私の同級生で浦和学院で国語の教員をしている人でした。教育実習でも、採用試験でも一緒だった人でした。彼女は昨日もここで仕事であったらしく、獨協のブースの位置も知っていました。とりあえず場所を見つけ、やれやれです。
始まった当初はそれほどでもなかったのですが、1時間も経たないうちに説明を待つ親子の長蛇の列です。それから4時間以上、休む間もなくひたすら説明です。学校の雰囲気、進路、クラブ、一貫生との関係、入学の難しさなどが質問のほとんどでした。そして多くが一度も獨協に足を運んだこともなく、偏差値との折り合いだけで学校選びをしようとしているので、受験生にも、保護者にも私立学校の選び方、考え方などを話しました。それは大学受験と基本的には同じものなので、私の得意分野だといえます。学校の宣伝にはならないのですが、入ってきてからミスマッチを起こすよりはいいと思うのです。そんなことを先日、学習院大学の入試課の人とも話をばかりで、多くの受験生が集まることは大切なことだけれども、入ってきてから「こんな学校だとは思わなかった」と言われるよりも、しっかりインフォメーションして納得して入学してもらうことのほうが大切だと考えるのです。
交代が来て、席を立ったときにはクラクラしました。休む間もなく、しゃべり続けてヘトヘトです。そして明日からまた梅雨明けの暑いグランドが待っています。う〜ん、貧乏暇なしとは、私のことを言うのかもしれないなぁ〜。

0