2009/5/14 | 投稿者: きちゅー

日本という国はよくできた国だと思う。
いろんな国を旅行した経験から思うのは、日本は生活するのにいろいろ便利にできている。便利すぎるほどだ。働いてる人はたいてい真面目だし向上心もある。

でも実際にこの国で生活すると、なんだか生きづらいように思う。
「日本に行きたい。日本に憧れてる。日本で働きたい。」
なんていってる外国人をテレビで見ると、
「こんな国に来たってつまんないよ。そんなお金があるなら別の国に行きなよ。」
と思う。
他の国で生活した経験はないのに、この窮屈な感じはなんなんだろう。

<自殺者>30代、過去最多 昨年4850人、不況で拡大−−警察庁まとめ(毎日jp)

自殺者が年間3万人超。これが10年以上続いてる。
ちなみにこの人数は年間交通事故での死者の5倍超だという。
自殺死亡率はアメリカの2倍、英国の3倍。
実際は統計上に乗らない自殺者もかなり多いのではないかと思う。それと、自殺未遂者までを入れると、3万人の倍では追いつかないような、とてつもない数になるんではないかと思う。

特にアタシと同じ30代の自殺が増えているという。
原因はやはりうつ病による自殺が多い。
うつ病は風邪や虫歯のように自然発生的にはならない。過度のストレスが引き金になって発病するから、ストレスを作るなんらかの環境要因が原因だと考えられる。

仕事、お金、人間関係、介護、身体の病気・・・等々。

うつ病の原因は、上記のような個人的な問題に起因しているようにも思えるが、ここまで自殺者の人数が多いと実は社会的要因というものが大きな原因として考えられるように思う。

うちら30代は人数も多いから、公立学校では1学級に40人以上も詰め込まれて授業を受け、あらゆる受験戦争もシビアだった。
ただでさえ人数が多いのに、新卒就職期は不況の真っ只中で「就職氷河期」を経験している。
その中で競争に敗れてしまったり、病気になってしまったり、なんらかの事情で仕事を辞めてしまったり、と一度でもレールから離脱すると、能力はあれどなかなか「生活しやすい」レールに戻れなくなるのが日本という国だと思う。

アタシも大学生時代にバセドウ病になってしまい、就職戦線から離脱した。留年する経済力がないので卒業したが、その後病気が治って就職活動をしようとしても、既卒だというだけで就職試験を受ける資格がない。そんな新卒至上主義の中では入れる企業は極端に少なかった。
今はハローワークの求人に年齢制限を出すのは禁止されているが、実際は提出する履歴書に年齢を書く欄がある。面接で年齢を聞くことも許されている。
転職活動をすると、「これから何ができるか」ではなく「今まで何をやってきたか」を重点的に聞かれる。
本屋では今も昔も「20代ではこれをやっとけ!」「30代では最低限これは身につけろ!」みたいなハウツー本がバカスカ売れてる。
これじゃ一度レールから外れた人は将来に希望を見出せない。

ただ、分かっているのは、死んではダメだ!ということ。
死んだら、それこそ日本社会の思うツボじゃないか。

死ぬくらいなら逃げろ!死ぬ力があるんだったらとことん逃げろ!
うつ病でツラいならとにかく寝逃げしろ!人間関係がツラかったらそこから抜けろ!
仕事がイヤだったら辞めろ!病気で倒れ、とことん休んで思ったのは、仕事ってものにはストレスを溜めてまでガマンして働くほどの価値はない、ということだ。自分が壊れるまで他人の作った会社と他人の株主に奉仕してどうすんだ。自営だったら自分が会社を壊せば簡単だ。
他人に迷惑がかかる?そこまで他人のことを考えたって、他人は自分のことなんてそんなに思ってやしないよ。

そうやって逃げて、とにかく時間を稼げ!
そうやって一休みして、時間が経てば、いつかどこかに抜け道が見つかる。

日本は真面目すぎなんだよ。社会全体が自分の作ったルールとレールで、作り上げた理想像で、日本社会自身をがんじがらめにしてる。
そんな中で個人もがんじがらめにされることはないんだ。
レールから降りて、逃げて、いつか戻ってくるまでの時間を個人に与えられる、精神的な「余裕」が日本社会には必要だ。

参考HP:
特定非営利活動法人 自殺対策支援センター ライフリンク
http://www.lifelink.or.jp/hp/top.html

今日のニャニゴ:男は背中で語る。
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