会社員時代、大阪には何度となく出張しましたが一人の夜は必ずと言って良いほど梅田、お初天神街にある焼肉《やまき》に行きました、寡黙なご夫婦二人の小さなお店でしたがその丁寧な仕事にいつも感銘を受けていました、あるときご主人がこんなことを云っていました《うちでは仕入れの値段を交渉したことはありません、お客様が大事なことは当然ですが仕入先も同様にとても大切に思っています、仕入れが無ければ私どもの商売は成り立って行きません
ですからいつも良い品物を供給してもらえるように信頼関係をどう保って行くかは経営のすべての源です》
当然にその頃は自分が蕎麦屋になるとは考えてもいませんでしたからそんなものなのかと考える程度でした
現実に自分がたとえ小さくても蕎麦屋を経営してみて思うことは『仕入先も同様にとても大切』この言葉の持つ意味の重さです
詳しくはあまりにプライベートな事ですので書ききれませんが【蓬】は変わらぬ仕入れとお客様には商品をご提供できます!!

梅田の《やまき》さんはご健在でしょうか、絶品という言葉が陳腐に思えるほどの《レバ刺》そして《テッチャン》あーあ・・・
*大阪流焼酎のお湯割り=大きめのグラスに青ジソを内側に張りお湯割りにします、見た目も香りも味もGOOD!

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