初歩的な幾何学で扱えるものは限られています。幾何学で扱うためには限定可能であることがまず必要です。

図を見れば一目瞭然ですが、
二点を通る直線は一本のみです。ですから幾何学的に取り扱いが可能です。
二点を通る曲線は無数にあります。ですから単なる曲線は幾何学的に扱うことはできません。

曲線の中でも円の一部である円弧は特別です。それでも二点を通る円弧は無数に存在します。円弧を決定するには3点が必要です。
楕円ならどうでしょう??? むずかしくなるばかりで切り折り紙には(いまのところ)関係しないので省略します。

これが立体空間となると、初歩的な幾何学で取り扱えるのは3つだけです。
まず平面二つ、紙を折って作った場合折り線が一本しかない場合です。
それから円錐面、それと円柱面です。
接線局面は高等な数学では取り扱い可能でしょうが、切り折り紙には(今のところ)関係ないので省略です。
こんなことは基本中の基本、当たり前のことなんですが実はこういうことほど習ってないんです。幾何学の中身は教えることができるが、幾何学の外側は各人が実践を通して学ぶしか道がない。
ps 言ってることが間違ってると思ったら教えてくださいね。
ps 二か月、本ブログお休みしてました。またぼちぼち書き出します。

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