
ミタント紙とマーメイドは良く使う。
トナカイがミタントで作ったもの、天使がマーメイドで作ったもの。どちらの紙も硬すぎず柔らかすぎず切れが良くて折り味が良くて切り折り紙に向いてます。
紙が硬すぎれば力を入れないと切れないし力を入れすぎると切りすぎてしまう。柔らかすぎれば手にまとわりついて邪魔くさい。切り味がいいというのは、たとえば上質の和紙を切れないハサミで切ったりすると切れ目がグジャグジャになってしまう、それが刃を鈍らせた子供の工作用のハサミでも楽に切れる。折り味がいいというのは折り目がすっきりと入って、折った後で折り目がもどらず、且つへたらない。
紙談義を始めると切りがないが、切り折り紙をするのならこの二種類、ミタント紙とマーメイド紙から始めることをお勧めする。
ミタント紙とマーメイド紙は製造元、販売元もとこそ違うが、よく似ている。
ミタントは表裏があって表はガザガザ、裏はカサカサ、マーメイドより少し薄いのが特徴。色はきわめて多種類です。値段はA4一枚30-40円ぐらい。
マーメイドは裏表ともガザガザ、少し厚いのが特徴。色は原色を中心に十数種類。一枚40-50円ぐらい。
繊細な作品を作りたいならミタント、しっかりした作品を作りたいときにはマーメイドというのが私の使い分けの基準、あるいは手近にあった紙を使ってる?
私の場合マーメイドを主に使います。理由は近所の本屋においてある紙がこれだから。もしも買うのなら、赤、青、黄の三色を3枚づつ、9枚ぐらい買うことをお勧めします。一枚50円としても9枚450円。一枚づつ買った場合、貴重品に思えて指が縮こまるのが問題です。余分な紙はあなたの指をゆったりとさせてくれます。
PS オリジナリティあふれて私の勧めを聞かないあなた、和紙だけはやめた方がいいですよ。和紙は折り目もしっかり入らないし、折ってもすぐに復元してしまうし、他の用途であれば優秀といわれる特性が裏目に出ます。

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