
チャイコフスキーの「白鳥の湖」第二幕から4羽の白鳥の踊り。
白鳥って白くないじゃないかって! ごめん、作ってからタイトル考えたから。

その作り方。紙を段々に折って、一度に切り抜いて広げる。幼児教育ではおなじみのとっても有名な作例。それを立たせるとなんかもっともらしいものが出来上がる。そのもっともらしさこそが大事、現代アートの根幹はそれですから。
それはさておきこの技法、名づけて屏風折り。理由は平面をつないで立体にしてしまうところが屏風と似ているから。
勝手に名前つけて良いのかって、いいんです。先につけてる人がいるかも、でも調べられないんだからまずは命名するしかないでしょう(どなたか知ってたら教えてね)。

工夫を加えて作品と呼べるようなものに仕上げてみる。天使の羽根ももちろん一枚の紙から。この技法も何かと応用の利く技法である。たとえばカエルやウサちゃんをつないでみる。単品では情けない作品が輝きを増したりしてうれしかったりするのである。
PS 屏風はポルトガル語ではBiombo、英語ではbyðbu、要するに日本語からの音訳。よって屏風折りの英訳はbyðbub pattern foldがいいのかな?
PS ところでbyðbuとは"Japanese folding screens made from several jointed panels"だそうである。で4枚の板をつないだ屏風は英語でFour-panel screens(なんでpanelが単数何だ?)、日本語では四曲屏風(曲がる場所は3か所なのだが)、言葉というのは謎に満ちている。

考える前に僕らは歌う.さあみなさんご一緒に。

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