
カメもかぶせ折を全面的に使って作ったりする。本作はオサガメがモデル、甲羅のギザギザに折り返しの部分を忍び込ませて目立たなくしている。
4/17 の「クワガタムシの展開図」で書いたが、足を甲羅の辺縁にとって折り縮めて作るよりも、この方が甲羅が格好良く出来るのである。また構造体として強度が出せる、よっていろんなポーズが付けやすい。もっともカメはいろんなポーズをとったりはしないから、実際に役に立つのは大怪獣ガメラを作る場合ぐらいである。
この技法については甲羅返しと名づけよう。応用する機会は少なそうである。

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