
言わずと知れたキングギドラ、今回のテーマはその翼についた筋の表現技法である。この技法を飾り折りと呼ぶことにする。
川合工房版切り折り紙学の体系上、切り折り紙は柱に当たる折り線と壁面から構成される。壁面を自由に装飾的に切る方法を飾り切りと呼ぶことにしたのは2008/11/9、同11/11,12,13,15の当ブログで報告済みである。壁面を切る方法が飾り切りであるからには、壁面を装飾的に折る方法は当然のごとく飾り折り、、、(こういう当然ほど当てにならぬものもないのだが)。
この技法については
2007/10/13,16の当ブログで「折り目をつける」「筋押し(線を筋で描く)」として紹介しているが、ようやく覚えやすい名前が見つかったように思うのである。
PS ではキングギドラの胸元の斜め段折りは飾り折りなのか、それともフレームなのか? どっちとも取れるでしょうね。なんせ谷折りと山折りの組み合わせに覚えやすいように名前をつけててるだけで、煎じつめるとよく分からなくなる世界ですから。

4