
尻尾を作る方法は5,6種類あるがその中のひとつの方法。
(上図左) スーツアクターの四肢長のバランスに気をつけて下書きを作成。
(上図右) 切り抜いて展開。
(下図) 折りあげる。尾部は両側を糊で接着。尾部のひだは接着後につけるが必然的に片面重視型となってしまう(この点は残念)。
これに先日紹介した頭部の作り方を組み合わせれば昭和版ギャオスを作るために必要な技法は出揃ったわけである。
PS ところでギャオスの尾部は実在の生物には存在しない垂直尾翼型である。このデザインは切り折り紙にとっては結構厄介、よって糊でくっつけるなどという邪道の出番になるわけである。
ギャオスに垂直尾翼型の尾部が採用された理由としてジェット機のようでかっこいい、横から見たときに見栄えがいいなどが考えられる。一方実在の生物に垂直尾翼型が存在しない理由として水平尾翼は空中でバランスを維持する上でどうしても必要、垂直尾翼がなくても柔軟な主翼・尾翼の動きによって姿勢制御が可能であることが考えられる。
ガメラに関しては回転運動がなぜ飛行に結びつくか、深くなぞである。でもカッコイイから良いのである。

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