セヴラックのピアノ曲のCDで「水の精と不謹慎な牧神」というとても美しい曲があるので、次に演奏してみたいと思っています。
水の精というタイトルの曲はたくさんあります。
有名なのはラヴェルの夜のガスパールの第1曲。
他にもドビュッシー、ギロック... あと名前は忘れましたが多くの作曲家がテーマにしています。
水とか妖精、というのはロマンチックで素敵なタイトルですね^ ^
一方、牧神はというと何と言ってもドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」が思い浮かびます。
これは管弦楽曲ですがピアノソロにも編曲されており、私も一度演奏したことがあります。
その時にバレエ音楽の台本となったマラルメ詩を読んでみたのですが、牧神というのは本当に不謹慎な存在ですね
(f^ ^;
しかしそこに描写される官能的で美しい世界は想像力をかきたて、幻想的な物語の中に引き込まれます。
さてセヴラックの作品もフランスの香り…とでもいうのでしょうか、他に類を見ないような独特の雰囲気を持っています。
是非この曲を勉強して、少しでもセヴラック作品の真髄に近づきたいと思っています。

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