今日はついにグランドピアノに、調整済みのアクションを設置してもらいます。
先日も取り外したアクション、ハンマー、鍵盤などの写真を撮りましたが、滅多に見る機会もないので、再び…
調律師さんが午前中から来て作業に取り掛かってくれました。
以前のピアノは音色を良くするためハンマー部分を削っていたのですが、それに伴い別の部品にも手を加え、打鍵でハンマーが動く距離などを調整していたのだそうです。
今回新品のアクションが入ったため、その他の部品を元に戻したり、弦とハンマーの微妙な位置関係を直したり、とほぼ一日がかりの作業となりました。
完了したピアノを早速弾いてみると…
低音、中音域がとても柔らかい深みのある音色に!
高音域は、やや硬めのピンとした響きがはっきり出るような音でした。
音色は弾いていくうちに多少変わってくるようです。
ピアニシモの音が、より顕著に表現できるような感じでした。
ショパン、シャミナード、そしてセヴラックなどに似合いそうなふんわりした音色で、とても気に入りました。
アクションはドイツのアベル (ABEL) というメーカーのもの。
ヤマハとは全く違う音のようです。
弾き込んでいくと、さらに良くコントロールできるようになる気がしています

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