昨日は埼玉県草加市にある「
草加せんべいの庭」というお煎餅屋さんのお店で行われたコンサートに行って来ました。
ここには初めて行ったのですが、天井が高く木造のとても響きの良い素敵な空間です。
ここで定期的にコンサートが行われているそうです。
知人の音楽事務所社長、Fさんに招待していただきました。
昨夜は「
古楽器シリーズ第3回」ということで、ドイツよりクラヴィコードのミヒャエル・ハイン氏を迎えてのコンサート。

バリトンの北村哲朗氏との共演です。
クラヴィコードってすごく音が小さいのですね。
16〜18世紀に家庭で演奏する楽器として栄えたそうですが、J.S.Bachはこの楽器を一番愛した、とアンナ=マグダレーナは日記に書いています。
クラヴィコードの伴奏で歌うとなると、通常(オケ伴の時など)の10分の1くらいの声量で歌わなければならない感じです。
大きな声は出せるけれどsotto voceで歌うのは難しい、という歌手の方は多いのではないでしょうか?
モーツァルトの「すみれ」、ベートーヴェンの「Ich Liebe Dich」、またソロではバッハのイタリア協奏曲、平均律曲集第1番などを聴かせていただきました。
1時間ほどの肩の凝らないコンサートで、とても楽しかったです。
・・・それは良いのですが、ここまで車で行くのに1時間50分もかかったのですよ

どういうこと・・・?
最初のナビの予定では1時間足らずで着く予定だったのですが、道が混んで混んで・・・

開演ギリギリで間に合いました。
すごく繊細な弦です。
高い天井でゆったりした空間。木の香りがしました。
面白いものがありました。
巨大なおせんべい

木でできています。
「男の生け花」を趣味とするFさんの作品。


0