2017/3/12

黄砂アレルギー?!  健康

今日は朝からお天気の良い一日でした。

最近体調不良の方が多くいらっしゃいます。
私なりに診てみると「黄砂」のアレルギーの方が多いようで、その影響は結構キツイようです。
そこで「黄砂」について調べてみました。


簡単に説明すると、中国内陸部にある砂漠の砂が気候や気圧の変化で、上空に巻き上げられ、それが中国から日本の方へ吹いている偏西風という風に乗ってやってくるというものです。

偏西風は一年中吹いているので、黄砂は一年中やってくるのですが、春の時期は特に偏西風が強くなるため、黄砂の量が多くなるようです。

その時、粒子(砂の大きさ)が小さいものほど遠くに飛ばされるため、日本に到達する黄砂はとても小さい粒子になっています。さらに、大気中を移動する際に、大気汚染物質や微生物を取り込み、それを運搬していることも現在ではわかっています。

では、黄砂アレルギーとはなんだ〜?って事なんですけど、実は黄砂自体はアレルギー物質ではないそうです。

今、黄砂アレルギーとよく呼ばれていますが、実は、黄砂がアレルギーを引き起こすという研究結果は出ていません。黄砂によって、アレルギーが引き起こされるのではなく、黄砂によってアレルギーが悪化すると考える方が良いかと思います。

黄砂は主に岩石の主成分である二酸化ケイ素(SiO2)という物質でできています。
この二酸化ケイ素がアレルギーを悪化させる原因となるのです。
また、黄砂に含まれている付着成分(細菌やカビなど)が、ぜんそくや気管支炎の悪化といったことにもつながってくるようです。

黄砂アレルギーと呼ばれる症状としては、咳•喉の痛み•肺炎•頭痛•熱•慢性病等、また実際に来院された方の中には、胃痛、便秘、腹痛、嘔吐・・・・・などがありました。

これらは黄砂によって引き起こされる健康被害で、アレルギーからくるものではないそうです。ただ、黄砂に付着している、カビや化学物質、細菌・・・・なとにはアレルギー反応が出ると思いますが・・・・

では、この時期同時に起こる花粉と黄砂の違いはどこにあるのでしょうか?

平均の大きさ
•スギ花粉 30μm (0.03mm)
•黄砂   4μm  (0.004mm)
•PM2.5  2.5μm
•DEP   0.5μm DEP(ディーゼルエンジンの排気に含まれる微粒子成分)

といった大きさになります。
ちなみにμm(マイクロメートル)は1mmの1000分の1の大きさです。

粒子の大きさによって、肺への到達度が異なり、小さいほど肺の奥まで到達することになります。
しかし、粒子が小さいとそのぶん軽いため、DEPは肺に近い末梢気道まで届きやすいですが、逆に排出されやすいともいえます。

特に肺に蓄積すると考えられている大きさは0.8〜3μmの物質で、PM2.5は危険です。一方、大きい粒子は末梢気道までは届きませんが、手前の中枢気道までは届くと考えられています。

と、言う事です。

でも、実際まだまだ、黄砂の影響は分からない事の方が多いようです。
対策は花粉症と同じようですけど、実際患者さんに接していると、花粉よりも手ごわい?ような気もします。

なるべく、十分な睡眠をとる事と、積極的に果物などでビタミンの摂取が結構効果的に感じています。

ご参考ください。
m(__)m


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