昨日、TVで「70%ぶどうパン」ていうのを見ました。パン全体の70%がブドウなんだそうです。
昔、給食で出たブドウパンは大嫌いでした。当時の給食パンはきまってボソボソ。コッペパンも食パンもみんなボソボソでした。ましてやぶどうパンなんか、レーズンが硬くて、もろドライフルーツでしたから、レーズンだけほじって棄ててました。“不味い!”とか“ビンボ臭い!”とか、私の中ではぶどうパンはそういうイメージでしかありませんでた。ベーカリーでもすすんで買うことはまずありませんでした。しかしその“不味い!”と思い込んでいたぶどうパンを愛して止まないのがうちの主人。しょうがないので以前からいろいろ工夫して作っていました。まず、レーズンはワインやその他洋酒で漬けて柔らかくすること、パン生地は良い粉を使ってきめ細かくフワフワにするようにしていましたが、やはり当時のぶどうパンのトラウマは拭いきれないので、パン生地にはシナモンとコーヒーで風味付けをし、さらにくるみを混ぜる事で全く違うものをつくっていました。
しかし、昨日のTVの画像は衝撃的でした。ぶどうが仕方なしにまばらに入った昔のパンではなく、パンの白い部分がぶどうより少ないではないか!早速実験がしたくなり、レーズンを洋酒ではなく日本酒に漬け込み(なぜ日本酒に漬けたかというと、ひろるさんが下さった「酒粕ぱん、ふわふわです〜」というコメントから、日本酒ってお料理をまろやかにするじゃん!とひらめいたからです。)70%とまではいきませんが、40%くらいは加えました。それでもかなりドッサリ状態です。すると、思ったとおり、生地が「フワフワ」というより「ホニョホニョ〜」っとシルキーな口当たりになりました。
中身がどうなのか気になって少し冷めるのを待って切っちゃったので、焼き上がり状態を撮影し忘れました。(食パンの型で焼きました。)
ずっしりと重いけど、シフォンケーキみたいです。♪ホ〜ニョホ〜ニョホニョ♪

スコッチケーキみたい。
洋酒に漬けたレーズンを加えたときよりも、香りがクリアーで癖がなく、パン生地が本当に「絹ごし」という食感です。日本酒ってスバラシィ。
とりあえず、侍ジャパンがキューバに勝ったし、ぶどうパンも美味しく焼けたので良い一日でした。
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