
家に帰って泥を落とした短形自然薯。
野営場で放っておいて勝手に育った自然薯です。
改良短形自然薯という種薯を放任育成した2〜3年モノ。
長くないので比較的掘りやすい薯です。
今年3回目の自然薯掘りです。

掘った直後の泥だらけの薯です。
掘り出した自然薯の蔓側頭部を切って再度埋めておくと、来年も大きくなります。
ムカゴからの成長を待つと収穫まで5年くらいかかりますが、蔓側頭部を切り埋めて育成した薯は比較的短期間で収穫可能な大きさになります。
↓このムカゴは晩秋に採って冷蔵庫で保存しておいたモノ。

町内自治会に差し入れした残りの保存ムカゴです。
下に傘を反対面に広げておいて、蔓を揺すって大量に採取しました。
今年は大量のムカゴができて落下しましたから、3〜5年後には更にたくさんの自然薯が自生するはずです。
私は、何もしないで、ただただ待つだけです。
そして・・・掘る。
この短形自然薯、皮を剥くとリンゴのように酸化?するのか・・・若干茶色に変色することがあります。
食べてみましたが、問題はないです。
また、天然野生の自然薯と違い、育てている場所の土が元畑で軟らかいので、粘りは野生モノ程強くありません。
天然野生自然薯の強烈な粘りに比べると、残念ながら少しモノ足りないですが・・・
やはり、過保護で豊穣な土壌だと簡単に根薯が伸ばせるせいなのか?少々軟らかな自然薯になってしまうみたいです。根性に欠ける?感じでしょうか。
それでも市販のヤマイモ系よりも粘りはありますけど・・・
過保護で豊穣な土壌の自然薯は軟らかくて粘りが・・・人間と同じみたいです。
投稿者:imorimasuda