この前の夜釣り遠投で気に入っていた5.3m4号磯竿:波濤daiwaの上2番ピースを折ってしまった。
暗かったため、ラインがトップガイドに絡まっているのに気がつかず、フルスイング。
PEライン4号を使っているため、ラインが切れずに竿がボキッ・・・
その後は、予備の安価なSZM製5号磯竿4mを使っていたのだが、目指すポイントまで届かず納得できない状況だった。
5号の方が硬くて飛距離が出るのが普通なのだが、やはりSZM製は腰が弱く軟弱で良くないのがわかった。今までさんざんSZM製の各ツールには悩まされているから、仕方がないか・・・だから、今ではSZM製を何も買わない。
4号磯竿:波濤daiwaを修理に出せば問題は解決するのだが、高いし年末で時間が掛かり待っていられないので、自分で工夫することにした。
そこで、収納に眠っていた中古屋で2000円で買った船釣マダイ竿:海峡・30号負荷4mインターラインと合体させてみることを思いついた。
興味本位で購入したのだが、一度も使っていないし、船マダイもやらないし〜
これなら費用は最低限で済む。
波濤の上部2ピースを外し、インターライン海峡の上部2ピースと交換。
インターラインのトップガイド部分を切断して、太い磯竿用トップガイドを接着。
太さに合致するラインガイドを3つ取り付けた。
海峡の竿太さが微妙に細く、すっぽ抜けてしまう。
そこで、竿尻にメンディングテープを貼り太さ調整、抜けを防止し、キツク止まるように工夫・・・しかし、フルパワーでキャストし続けたらいつか飛んでいってしまうかもしれないが・・・その時はその時だと諦めよう。
竿の錘負荷も異なるし、竿の調子:硬軟レベルも異なるので、少々心配になってJ屋の仲の良い店員に相談した。
「フルスイングしたら、折れるかな?」
「折れはしないだろうが、ブヨンブヨンすると思うよ。錘負荷は高いけどマダイ竿は柔らかく作ってあって、シナリが大きく戻りが遅いからね。竿先に糸が結構絡むかもね。」
という返事。
で・・・実践で使ってみた。
夜釣りのフルキャストド遠投のピンポイント狙いで。
驚いた・・・凄く飛ぶ。飛距離が今までよりも20〜30mもUPした。
多分、しなり具合が偶然マッチしたのだろう。
単3乾電池2本ウキのサーフライトを装着して投げるので、その重さと竿のしなりが偶然ベストマッチとなったと思われた。
サーフライトウキも通常マンガン単三電池2本のものを沈まないギリギリでアルカリ乾電池に交換し重量アップさせた。
単3マンガン乾電池2本からアルカリ電池に変えると10gから15g程重たくなる。
料理秤で重さを計ったので、目盛りを見た感じの適当な重さ・・・
決められた標準的な使いかたではないので、浮いてはいるが沈みすぎてトップギリギリのため電池ウキの中に海水が入ってくるようだ。
こんな使い方だと、長持ちはしないだろうな。
電気ウキだけで85g、23号くらいの重さで遠投。
飛距離が以前よりかなり伸びたおかげで、今まで突っ込んで投げていない未踏ポイントに届いた。
なんでもやってみるもんだ。
試してみるもんだ・・・な。
また、違うことも思いついた。
23号の重さがあるのなら、通常の投げ竿でも良いのかも知れない。
並継ぎ竿でフルスイングしても竿錘バランスは崩れないのでもっと飛ぶのかもしれない。
でも、竿が硬いと釣味が劣る、どんな魚でも強引に寄せられるのでつまらない。
面白くないだろうが・・・
しかし、今度一度やってみるか。
工夫した結果が下↓の記事になったと思っている。
思いつきの偶然の工夫が幸運を呼んだのだろう。