一陽来復と申します。老後は湘南の海辺に住むつもり。
宝塚が大好きです!二匹の飼い猫と戯れるのが幸せ。
最近は日本とベトナムを行ったり来たりしています。
たわいのない毎日をつぶやいています。よろしくです!
2011/8/31
早いもので今日で8月もおしまいだ。。。
こちゃらでは中秋の名月のお祭りを9月15日に控え月餅を売るお店が増えてきました。
今日も一日良いお天気でした。忙しいハナゲン父は金曜日の祝日をお休み出来るように
昼休みには帰ってこなかったので、午後から身支度を整えて再び街歩きをしてきました。
(ちなみに午前中は本を読みながらベッドでごろごろしているうちに寝てしまったです。)
お小遣いで貰っていた500,000ドンをバッグのポケットに入れ、いざっ出発!!!
ええと。。。日本円に換算するにはコンマのうしろのゼロを取っ払い、4倍するとOK。
つまり500,000ドンは2,000円ということになります。これはこちらでは結構大きな
単位でして、そのままお店で出すと渋い顔をされること多いです。日本でタクシー710円
円のところで1万円札を出すようなもんかな。崩すならどこなら大丈夫かなぁと家の近くの
女性博物館なるところに行ってみました。入場料は30,000ドン。500,000丼、もとい
ドン札を出したら窓口のお姉さん。お釣りないよ!さすが公的機関はお役所仕事で儲ける
気は全くないらしい。ならいいです。。。と入るのはやめ、その直ぐ先にある沢木耕太郎氏が
泊まったホビアンホテルまで歩いて行って写真に収め、少し戻ってホアムキエム湖周辺に
再び出没。お昼を食べていなかったし汗もかいたし一休みしようとパフェ屋に入りました。
90,000ドン(360円)也。美味しい!その後すぐ近くにあるはずな靴屋さんを探したら
ありました!ありました!サイズは34からあって一陽ちゃんにもぴったりのが沢山!!!
色々試してみた結果、黒の革に白いエナメルのコンビなミュールをご購入。900,000
ドン(3,600円)也。日本で買ったら10,000円以上するような素敵な靴なんですよ。
これから靴はこっちで買うに限るなと実感しました。その後大聖堂周辺まで戻り、以前
ふらっと入って物凄く重宝しているボレロを買ったお店で真っ白のワンピースをご購入。
350,000ドンの値札を見てどうしようか暫し悩んでいると200,000ドンにデイスカウント
してくれるというので買うことに。だってよく考えたら(よく考えなくても)たった800円(笑)
というわけで大満足して家路に着くと4時半。シャワーを浴びて一休み。ハナゲン父は
少し仕事が長引くという事で8時近くにご帰宅あそばされ、それから最近美味しいと評判
のインド料理店に向かいました。インドでも日本でもこれほどのお味はなかなかないです。
お店の壁にはインド各地の風景が飾られていて私達のテーブルの所はジャイサルメール
の『風のパレス』でした。20代で一人旅をしていた時に見上げた懐かしい情景です。
『あれ?二人で行かなかったっけ?』
『行っていません。どなたとご一緒だったのかしら?』
『覚えてない・・・』
『たしかジャイプールからジョドプール行ってジャイサルメールへ行ったんじゃ・・・』
『そうだったかもしれん。忘れた。』
そう、、、忘れもするよね。もう20年以上前の話だもの。
インドのグワリオールという地方都市で私達夫婦が出会ってからもうそんな月日が経った
のでした。ポチももうすぐ二十歳だったりする。来年の結婚記念日はハナゲン父が初めて
ハーフマラソンに参加する南部のビーチで迎える予定なんですが、はたして実現するのか?
食後、カルダモンがたっぷり効いたマサラティーを飲んでからお店を出まして、湖の方に
少し歩いてGECKO(ゲッコウ)という名前のカフェで一杯飲んでから帰宅しました。
GECKOというのはヤモリという意味です。お店にはマスコットの可愛いワンコと
ツンデレなニャンコがいます。うちのニャンコ達は元気でしょうか?ポチはちゃんと
ご飯とお水をあげているかなぁ〜トイレは綺麗にしてあげているかしら?ちょっと心配。
さて・・・今回の滞在もあと4日となりました。
明日は何をして過そうかなぁ〜〜
☆一陽からのお返事はコメント欄にて☆
2011/8/30
案ずるより産むが易し・・・
サイゴンの一人歩きで自信を深めた一陽ちゃん。
今日は初めてこちゃらの街歩きを断行いたしました!!
前回の滞在で家からの地図を頭に叩き込んだ大聖堂辺りが目標でしたが。。。
今日はハナゲン父が昼に帰ってきて大聖堂辺りでランチをしたのでそこからタクシー
で会社に戻るのをお見送りしてから、いざっ!!!歩きやすい恰好とぺたんこサンダル
斜めがけのレスポにつばの広い帽子で完璧!ハナゲン父いわくこの35℃越しの真昼間
に歩きまわってるのは観光客だけ。。。まっ、一陽ちゃんも同じようなものですから。。
大聖堂辺りで立ち寄りたいお店はあったのだけど、まず近くのカフェでお茶をしながら
地図を確認し観光スポットとして有名なホワンキエム湖へ、そこから一路ドンスエン市場
を目指しました。ごちゃごちゃしているという程ではないのですが人とバイクがひしめき
ぼーっとしてはいられない雰囲気。緊張感を持ってやり過ごせばまぁなんとかなる感じ。
市場の台所用品売り場で面白そうなものはないかなと思ったのだけどめぼしいものはなし。
おもちゃばかり売っているエリア、メガネばかりをうっているエリアと通り毎に違う商品
を売っている辺りをぷらぷらしながら大聖堂エリアに戻り、目的のお店で本とグッズを
買ってから。。。ちょっと見ていこうかなという軽いノリでお気に入りのバッグやさんへ。
しかし。。。サマーセール中につき前から欲しいなぁと思っていたバッグが50%OFF
になっていたのを発見してしまい、うーんと悩んで日本円でいくらか換算してお買い上げ!
あーぁ、バッグこの夏買いすぎなんですけど。。。と自分で自分にツッコミを入れつつ
おうちまで徒歩でがしがし歩いて戻りました。さすがに汗びっしょり。直ぐにシャワーを
浴びてサッパリ。。。2時間ほど経ってハナゲン父が帰宅し、今夜はローカルなお店に
シーフードを食べに行きました。ハマグリの香菜蒸しとか巻貝のグリルとか、美味しい!
暫くお散歩してカフェ(ドトールみたいなチェーン店)でこちゃら風アイスコーヒーを
一杯飲んでからタクシーで家に戻ってきました。ハナゲン父は朝のジョギングがあるのか
21時半にはご就寝。一陽ちゃんも今日は街歩きでいささか疲れたのでそろそろ寝ます。
明日は何をしようかなぁ〜〜とりあえず午前中はアパートの屋上のプールで泳ぐかな。
そうそう。。。9月のファントムをご一緒する予定のTheoさんとタニちゃんの舞台も
ご一緒することにしました。卒業後タニちゃんのステージを観るのは初めてで結構楽しみ。
てか。。。二日間Theoさんとべったりご一緒出来るのが何より嬉しい!!!
よく似ている。姉妹ですか?と言われる私達。この頃は福岡に嫁いだ妹が観劇に上京する
ような感覚に私もなってきました。福岡へは博多座合わせで行きたいのだけどなかなか
宙組さんは行かないし・・・柳川下りもしてみたいのにな。あっ、ぽっかり空いた二日目
は隅田川の川遊びもいいかも。。。お昼は何にしましょうかあ〜。楽しみ、楽しみ。。。
☆一陽からのお返事はコメント欄にて☆
2011/8/29
野田さんが総理大臣になられたようですね。
割と落ち着いた雰囲気の方みたいでいいんじゃないかなぁ〜〜
さて・・・
朝、ハナゲン父は5時起きして運動不足解消のために朝から5キロもジョギングに
出かけていた模様。いつもだとその気配で一陽ちゃんも起きてシャワーなんぞ浴びて
いるのだけど今朝は全く気がつかなくて家に戻ってきた時にやっと目が覚めました。
それからシャワーを浴びて、こちらに来たら必ず行く家の目の前のレストランのブン
を食べに行きました。お気に入りのオック(巻貝の一種だと思う)はやっぱり美味しい。
その後ハナゲン父が仕事に行ってしまうと旅行中にたまった洗濯物を盛大に処理。。。
3回洗濯機を回して干したらすっかり疲れてしまい、お気に入りの本を2冊程持って
ベッドにもぐりこむと。。。数ページ読んだだけでまたぐっすり寝てしまいました。
ハッと目が覚めたら14時(爆)ぼーっとしていたら、ピンポーンと呼び出しベルが
あっ、今日は月曜日、メイドさんがやって来る日だった。寝ぼけまなこでハローっと
ドアを開け、邪魔にならないようにソファの隅っこに本を読んでじっとしていました。
メイドさんは手際よく、床掃除、トイレやバスルームやキッチンを磨いて、お願いした
分のハナゲン父のYシャツをアイロンかけをして、じゃ、またと帰って行きました。。。
その後刺繍でもしようかなぁとひっぱりだしてきたけど何となく気が乗らなくてやっぱり
本を読んだり、明日は何をしようかなぁとこちらで発行している日本人向けの機関誌を
ぱらぱらめくったり・・・そういえばと日本でいつもやりとりさせて頂いているこちらで
お店をやっている方に連絡を取ってみたら運よくお店にいらしてその方が大体お店にいる
お時間をお聞きすることが出来たので遊びに行ってみようかなと思っています。
で・・・
ハナゲン父が19時頃会社から戻ってきたので家から3キロほど離れたステーキ屋さんへ
夕食をしに出かけました。スープとステーキと野菜炒めとビールを頼んで1500円程。
安っ!行きはタクシーで行ったけど帰りはぶらぶら歩いて帰宅。途中雰囲気のよさげな
カフェでこっち風のアイスコーヒー(コップの底にコンデンスミルクが入っているやつ)
を飲んで、この頃恒例になっているとあるお店のショーウィンドーを覗いてから帰宅。
このショーウィンドー。実は生身の女の子がマネキンをやってます。一人だったり二人
、多い時は三人いる時もあり、こちらが見ていると認識するとポーズを取ってくれます。
凄く面白くて。。。何枚か写真も撮ったので帰国したら紹介しますねぇ〜〜
こちらは毎日雨も降らず、ちょっと汗ばむ程度の陽気です。
日本は台風が近づいているようですね。お気をつけてお過ごしくださいませ。
☆一陽からの御返事はコメント欄にて☆
2011/8/28
こんばんわ。
今日もやや波乱ありな一日でしたが、なんとかこちらの家に戻ってきました。
とりあえず今朝も雨、雨、雨。。。
朝ごはんを食べた後はパッキングを済ませて部屋でごろごろ。。。
チェックアウトをした後ランチをして空港まで送ってくれるホテルのシャトルバスに
乗り込む。もう一組カップルが同乗。どうやら男性は日本人で女性はこちらの若い女性。
ふーむ。。。意味ありげってことですね。。。
ハナゲン父曰く『彼女が出来ると現地の言葉がうまくなるってことだな。』
(暗に現地の言葉が判らないのをそういうわけだとアピールしたいのかしら?)
空港着いてチェックインを済ませ出発ロビーが人であふれています。元々地方の空港
なぞバス停に毛が生えた程度ですがそれにしても混んでる。ひっきりなしに流れる
アナウンス。。。はぁ〜飛行機の到着が遅れているってことですかい。3機前から全然
到着してない気配。やれやれ。。。このまま遅れ続けると乗り継ぎ便に乗れなくて今日
のうちにこっちには帰れないかもねぇ〜まっ、とりあえずサイゴンまで行ってしまえば
ホテルは幾らでもあるしなんとかなるべ。。。遅れること1時間。いきなり飛行機が
ラッシュのように飛んできます。はぁ〜??でも到着したはいいけれど今度はいっこうに
飛ばない。もう完全に諦めた頃に、いきなり私達の乗る飛行機のコールがあってすぐ乗れ
という。。。なんで?と言っても無駄なので急いでシャトルバス乗り場に走って行って
乗りました。やがて止まっている順番に次々離陸。はぁ〜疲れる。で、飛行は順調でして
あっという間にサイゴン到着。乗り継ぎまで時間がないのでハナゲン父が荷物を受け取る
間にトイレに行こうとして列に並ぶとおばさんもお姉さんも列なんて無視してどんどん
割り込んでくる。一陽ちゃんだって負けないもんね。一番向こうのドアが開いたから先頭
の一陽ちゃんが歩いていくと後ろに並んでいたお姉さんさっさと追い抜いて入ろうとする
もんだから、走っていって背中をグイっとひっぱって、私が先です!とドアに手をかけて
中に入ってドア閉めちゃたもんね!勝った!これと同じことタクシー乗り場などでも同様
で・・・順番を守れなんて言ってもその間に別の人に入り込まれて結局遅くなってしまう。
まぁ〜そんなこんなで乗り継ぎ便のチェックインは無事済ませると今度は手荷物検査が
ビックリするほど長蛇の列。自分の便がすぐだから先にしてくれなんてのは全然ダメで
とにかく並ぶしかない!!ギリギリ間に合って飛行機に乗り込んで約10分で離陸でした。
機内食はまぁまぁ美味しかったし。。。後はうつらうつらしていう間にこちゃら空港到着。
が。。。今度は空港から家までの道がめちゃこみ。。。もういい加減へとへとでしたが、
家に着いて空港で買ったハイネケン飲んだらやっと人心地ついたのでありました。。。
明日からはちょっとのんびりな日々(のはず)ですが、時々お目文字する予定です。
では。。。
☆一陽からのお返事はコメント欄にて☆
2011/8/27
祝!デジカメ復活!!!
何度やってもザンネンな状態だったのですっかりショートしてしまったのかと諦めて
おりましたが、昼過ぎに突然に!最初はやや動きが怪しかったもののその後完全復活
いたしました。ハナゲン父もすっかりご機嫌でお部屋の写真を撮りまくっております。
海辺は波が高くとても泳げたものではありません。モルディブで日本人夫妻が不明!
なんてニュースを見かけますが、この高波で海に入ったら自殺行為でっせ。。。
今日は一日雨が降ったりやんだり、時々豪雨という感じ・・・海が間近なので波音
も半端じゃないのですが、どこにも行かず一日ホテルで過ごしていました。そうして
いても全然気にならないほど居心地がよいのです。本当にココが見つかってヨカッタ!
明日の昼までこちらにいて昼下がりのプロペラ機でサイゴンに戻りそのままトランジット
でこちゃらの家に戻ります。月曜からはハナゲン父はお仕事な毎日なので一陽ちゃんは
お留守番。少しは街歩きもしてみようかなぁ〜なんて思いつつ面倒なので家で刺繍でも
してひがなゴロゴロ過ごすかも・・・です。とりあえず予定の半分終了ってところです。
皆さまもよい日曜日をお過ごしくださいませ。
☆一陽からのお返事はコメント欄にて☆
2011/8/26
終わりよければすべて良し?
今日ほど波乱万丈な一日って久しぶりかも・・・
朝6時起床。最高級ホテルの朝はやっぱり最高で気持ちよく目が覚め、シャワーを浴びて
初めてハナゲン父と一緒に街中散策。朝ご飯は市場の近くで麺と食べるというのでのんびり
歩いていき美味しい麺を食べて大満足して市場の中を冷やかしてこじゃれたカフェでお茶を
をして、ちょっと気になっていたブティックでシルクのブラウスを買ってもらって・・・
そこまでは上出来だったのだけど、ここから急転直下!!ハナゲン父のズボンが濡れてる。
ありゃ?と思ったらバッグの中に入れていた一陽ちゃんが預けたペットボトルの蓋が完全
に締まっていなかったらしい。慌ててカメラを取り出したけど時遅し。レンズの部分が
全く動きません。お前のせいだと責められるも。。。そんなこと言ったって・・・
険悪なムードのまま部屋に戻り、パッキングを済ませ、早々にチェックアウトしまして
ホーチミンを後にする(うううう)でもって空港には2時間早く着いてやることなくて
ずっと沢木氏の『深夜特急2』を読んでいたけれど笑えるほどハプニング続き。。。
そうだったよねえ。一陽ちゃんだって20代で行ったインド旅行では毎日が日常茶飯事の
ように平穏無事で済む日のほうが少なかったもんね。ホテルを真夜中に追い出されて駅の
待合室で過ごしたり。。。あれからあっという間に25年近い日々が過ぎ去ってしまった。
で・・・フーコック島にはたった40分のプロペラ機で着いちゃいました。。。
地球の歩きかたではフーコックで一番の筈のリゾートホテルに着いたけれど、どうも様子が
おかしい。まずなんだか狭い敷地にせせこましく黄色いっぽい2階建ての建物が建っていて
海からはちょっと離れた一階のコテージに通される。ここでハナゲン父がまずキレました。
『シーサイドの2階で予約してOKと聞いていたけど。。。』
『今日はこの部屋以外はありません。すべて満室です。。。』
『とにかく調べて』
しかし待てど暮らせど誰も何の返事もしにこない
一陽ちゃんがフロントまで出張りました。
『どうなってるの?ちゃんと予約してるんだからそっちの間違いでしょ。』
でも、一言も謝らず、部屋はない。の一点張り!ダメだこりゃ・・・
インドの銀行の東京支店に勤めていた頃はもうちっとましな英語が話せたけどね。
この頃ほとんど使ってないし開き直った相手に捲し立てられると太刀打ちできない。
毎日インド人とシゴトしていた頃はファイルを持って相手に殴りかからんばかりに
闘っていたのに。。。もうそんな気力もないし、英語力使ってないと落ちる一歩(涙)
で・・再びハナゲン父登場。マネージャーだせ。。。だけど埒があかない。。。
さすが毎日ビジネスでこちらの人々と日夜闘っているご仁は引き下がりません!!
『もぅ、いい、キャンセルしてほかのホテルに移る!!!キャンセル料は幾らか!』
『済みません。。。海辺のコテージにひとつ部屋があります。ソコではだめですか?』
『だからキャンセルだ。タクシーを呼べ!!!』
本当のコトをいうとハナゲン父はこのホテルグループのオーナーと知り合いだった。
だけど・・・折角の休暇の二日間、もうココでは過ごしたくなかったのは一陽ちゃんも
同じ。。。とにかくパスポートを返してもらい再びタクシーに乗った。あてはない。。
『どこかここよりマシなホテルはないか。。。』
するとドライバーさん、自信たっぷりに答える。
『ずっといいところがある。いまフーコックでNO、1』
それはいい。。。2〜30分ほど走っただろうか。。。急に目の前に海が開けてきた。
そこはさっきまでのせせこましいホテルとは雲泥の差のこれぞリゾートホテルという感じ。
従業員の態度もすこぶるいい。。。ハナゲン父も一陽ちゃんもいっぺんで気に入った!!
一泊のお値段もほぼさっきまでのホテルと変わらないし部屋は目の前が砂浜で最高です。
なんとバルコニーにジャグジー付きだ!!さっそく着替えて海辺を散策。バーでビールを
飲んでやっとホッとしたです。お夕食も美味しかったし。まさに終わりよければ全て良し。
カメラは相変わらず壊れているので電池の少なくなりつつある一陽ちゃんの携帯で撮った
記録だけになりそうだけど、しっかり目に焼き付けて帰りたいと思います。だけど・・・
旅って本来こういうものかも。。。。ハプニングも含めて楽しまないとね。明日もここで
一日過ごす予定です。目の前はタイ湾。向こうは南シナ海。あと何年元気で過ごせるのか
わからないし。。。せいいっぱい一日を過ごして楽しもうと思います。。。です。。。
あっ・・・地球の歩き方には、泊まるはずだったホテルの文句は投稿しようかと思うけど
このリゾートホテルは教えてあげない。わんさか日本人が押し寄せたらいやだもんね。。。
どうしてもってお友達にはこっそり教えてあげますから一陽ちゃんにメールくださいませ。
☆一陽からのお返事はコメント欄にて☆
2011/8/26
目の前の大きな河が何となくメコン河だと思っていたけれどよく考えたらサイゴン河で
メコン河はもう少し下ったところから海に注いでいる大河でした。そのメコンクルーズ
は1日あるいは2日かけてこの街を起点にしているので行けないことはないのだけど・・・
今日の午後にはタイ湾に浮かぶフーコック島へ移動するので今回は断念しましたです。
(もっともハナゲン父はあまりそういう旅はお好みではないでしょうからムリだな(笑))
昨日も午前中ハナゲン父はお仕事で河べりのテラスで朝食を済ませると出かけてしまった
ので一陽ちゃんは再び一人でヒマ人に・・・前の日愛ちゃんにお誕生日メッセージ付きの
お手紙を書いたのをフロントから出してまたプールでごろごろかなあ〜と思ったですねぇ。
コンシェルジュのやたら愛想のないお姉さんが『ホテルからは出せないから郵便局へ行け』
とのたまう。。え?こんだけ大きなホテルで出せないんすか?(理由はあとで判ったけど)
『んじゃ、郵便局はどこ?』と聞いたらやたら簡素化された地図を出してきて『ここ!』
なーんだ・・・ドンコイ通りをただまっすぐ行けばつくじゃないの。地球の歩き方にも
ウツクシイ建物だから一見の価値ありとあるしお隣はまたまた立派なカトリック大聖堂だし
ってことで一陽ちゃん一人で出かけてみることにしました。よく考えてみたら若い頃は一人
で大きなリュックを担いで何カ月もインドを旅したコトだってあるんだからこれくらいの事
は朝めし前(朝めしは食べたけど)じゃないか!!せっかく書いた愛ちゃんへのお手紙を
送りたいし。。。とまずは今来ているひらひらワンピの下にレギンスをはき、斜めがけの
できるレスポのバッグに必要なモノを全部詰めて帽子を被っていざ出発!問題は幾つかある
交差点を無事に渡れるかってこと・・・が、そんなことは杞憂でしたわ。もしかしたら、
いや、絶対、多分、この街のほうがいつもの街より若干交通秩序がいいのかも。バイクの
量は同じ位なのにかなり渡りやすい。。。そうなると楽なもんであっという間に目の前に
大聖堂が見えてきました。そこで関西弁の3人組の若い女性が大聖堂をバックに写真の
撮ろうとしていたので『シャッター押しましょうか?』とお節介してから郵便局へ・・・
東京駅にある中央郵便局もビックリの大きな建物でどうも電報とかDHLとかもごちゃまぜ
にイロイロ取り扱っているみたい。普通にエアメールで郵便出すのはどこ?と聞いたら、
『1番』はい、無事に発送しました。ただし郵便事情の極端に悪い国ですから果して日本に
届くのはイッタイイツカ?そもそもちゃんと届くのかは神のみぞ知る?なんです(苦笑)
その後大聖堂を訪ねてしばらくお祈りして、入口のところでロザリオを買いました。
無事にホテルに戻ってくると汗びっしょり。シャワーを浴びてパッキングを済ませて。。。
ハナゲン父が昼過ぎないと戻ってこれないというので昼前に部屋を出てチェックアウトを
済ませてロビーで再び沢木氏の著書を読んでいました。やがてハナゲン父が到着しまして
荷物を預けてランチをしてから本日のお泊りのホテルへ移動!!さすがホーチミン一の
高級ホテルです。着いたときからの従業員の雰囲気が違う。それは高級なだけだからでは
なかったのです。だって高級というならマジェスティックだってインターコンチだって同じ
筈。ハナゲン父に尋ねてみたらいわゆる由緒正しき古いホテルは半ば国営だから従業員も
お役所シゴト的なのが多いからなんだと。。だからサービスがかなり落ちるんだよ、と
ふーんそうなんだ。とにかくココは快適です。従業員の笑顔がいいですわ。。。
荷物を置くとハナゲン父は事務所ですることがまだあるからと数時間お出かけに・・・
それで一陽ちゃんは再び街中探索に小一時間街中探索に出かけました。賑わっている雑貨
のお店に入ってみたらいつぞやいつもの街で買い求めたのにもう扱ってませんと言われた
お気に入りの袋モノがあったので状態の良くていいデザインのをじっくり物色。ハナゲン
父が一緒だと『早くしろ』と目が語っているのでなかなかこうはいかない。お買い物は
一人がいいわ(スポンサーになってもらって少し値の張るモノを買って貰う時は別(爆))
夜はこちらで発行されている日本人向けの機関誌に載っていた超ローカルなお店まで行き
ましたがこれがまた美味しい!!地球の歩き方はどうしても情報が古いのでコノ雑誌の
情報はとっても貴重。前回の旅で食べたワンタン麺も美味しかったけど今回も抜群でした。
その後街中のホテルの5Fにあるビアホールみたいな場所でやたら懐メロな生演奏を聴き
ながらカクテルを2杯!!すっかり酔っぱらってホテルに戻ったらバタンキュー(死語)
でしたわ、、、というわけで比較的楽しく過ごしております。最初にお伝えしましたが、
今日は午後から再び飛行機にのってコノ国のイチバン南というか果てになるのかしら?
フーコック島へ行ってきます。またお目文字できると思いますが皆さまお元気で。。。
☆一陽からのお返事はコメント欄にて☆
2011/8/24
サイゴン河に面したマジェスティックというクラシカルなホテル二日目の夜です。
今朝は6時に起床。シャワーを浴びて朝食を取るとハナゲン父はお仕事に行って
しまったので9時ごろにプールへ行って時々泳いでプールサイドで読書をして午前を
過ごしてました。読んでいたのは沢木耕太郎の『一号線を北上せよ』オドロイタことに
沢木氏の旅の起点となったのは今一陽ちゃんが泊まっているマジェスティックでした。
そこから一号線を北に向かう所々の場所は殆ど行ったことのある土地でなんだか懐かしい。
そして、旅の終わりにふいにロバート・キャパの話しが出てきてまたまたオドロイタです。
スペイン内戦やノルマンディー上陸作戦で有名な戦場カメラマンのロバートはインドシナ
第一戦争の取材でこの地を訪れ、まるで『ミスサイゴン』の一場面のように白い十字架の
前で子供を抱いて泣き崩れる女性を撮ったたった4日後地雷を踏んでこの世を去っています。
ご贔屓が出演しなかったらパスかなぁと思っていた舞台を急に観に行こうと思いました。
明日は午後からハナゲン父が休暇を取るので結局今日は行かなかったドンコイへ行こうと
思います。ハナゲン父のご機嫌はすっかりとは行かないまでも徐々に復活してホッとしています。
ではでは・・・今夜はこれくらいで。。。
☆一陽からのお返事はコメント欄にて☆
2011/8/24
皆さま、お待たせしました。。。って待っている人はいるのか?
ダンナさんよりパソコンを借りての更新のため手短にお伝えします。
日本出国前のやり取りから今回はあまりご機嫌麗しくないぞと思っていたのは
嬉しくないことに当たっておりまして、気をつけて行動せねばと思いつつ。。。
そうなるといつもの常でかえってご機嫌を損ねることをやらかす一陽ちゃん・・・
順調に怒られ続けております。。。あはは。しかしねぇ〜普段そんなにドジを踏む
ほうじゃないのにちゃんとしなければと思うとダンナさんの前では逆に失敗するという
のはどういうことなんでしょうか?ヘビに睨まれたカエルになった気分ですわ。
ま。。。それはさておき、現在普段住んでいる首都を離れ、南の大都市に来ています。
ダンナさんの出張のお伴であります。なんとまぁ、活気のある街なんでしょう!!
首都が東京なら、ココはまさしく大阪!なにわの雰囲気です!!!
まだ昨夜着いたばかり、今日明日はダンナさんは日中お仕事なので一陽ちゃんは
ホテルのプールサイドで読書三昧、夜は有名なドンコイ通り辺りに出没する予定。
では。。。今回はこのあたりで。。。
☆一陽からのお返事はコメント欄にて☆
2011/8/22
らんららららんららん。。。

公演デザート。その名も【らんらんパリジェンヌ】ビスケットの文字って【ら】?
土曜日の昼間にラントムじゃなかったファントムの2回目観劇行ってきました。
悠生ちゃんと花豆さんと栃木のキムちゃんファンさんと4人で並んで観劇したのですが、
このメンバーで揃って並んで観るのは初めてでした。え?そうだったっけ?って感じ。
今回はなるべくオペラを使わず全体を見回していたのですが群舞が本当に綺麗です。
そしてその真ん中で指先足先まで神経が行き届いたまゆさんの踊りがひときわ光る。
お顔を見せてのところでは何とか踏みとどまりつつ、うるうるしていたのだけど・・・
キャリエールに撃たれた時ににっこり笑うエリックを見たとたん、どわーっと号泣!!
お隣でさぞ花豆さんが驚いていたんじゃないかしら?。もう嗚咽が周りに漏れそうで
ハンカチで口を押さえていたくらい。そしてクリスティーヌが仮面を外そうとするとき
『だめだ・・・』と哀願するエリックが本当に切ない。こちらの胸もつぶれそうでした。
花豆さん。お披露目がこの作品で本当によかったですね。一緒に観劇できて嬉しかった。
で・・・日曜日は仕事の後でポチがお手伝いをしているプロの劇団の舞台観劇でした。
4−5年前に一度上演された作品のリメイクでチェルノブイリ原発事故に巻き込まれた
半径30キロ以内の汚染されてしまった小さな村のお話でした。この作品を再演するに
当たり東北で大震災が起きてしまったこと。福島第一原発事故のこと。今現実に日本で
起きていることとリンクしてしまい、余りにホット過ぎると上演を避けようかと思った
けれど、やはりこのタイミングで再演することの意義を見出し踏み切ったそうです。
題名は『Caesiumberry Jam(セシウムベリージャム)』初演の時は殆ど世間で知られていなかった
セシウムという言葉。題名はそのままだけど、初演の時に『原発問題に警鐘を鳴らす』
みたいなメッセージが入っていたのをあえて今回は排除していたらしく、逆に効果的に
何かを観客に感じさせる作品に仕上がっていたと思いました。放射線を強く浴びた為に
村人が被った様々な事柄。子供の指が6本あったり、ファントムのような顔をしてたり、
(目と鼻の先で繰り広げられる出産シーンが強烈でたいへんなことになっていました。)
その度に村人達はどう生きていくかを試されながら日々を過ごしている様子が時系列に
淡々と映画のフィルムのように流れていく・・・こちらはずしずしと重くなっていく。
主宰で作・演出を手がけた方はこの作品の上演の二日前にこの劇場で結婚式をあげた
そうなのですが(劇場で観客を入れてチケット代がご祝儀・・・これぞ究極の人前式!)
再演にあたりこれは結構大きい出来事だったのじゃないかなぁ〜原発事故がおきて
人々が直面したのは単に住む場所を失った事だけじゃない。家族を巡って様々な事が
次々と起こる。人を愛することを試される。それでも人は死んでしまうまで生きていく。
結局・・・演劇って『愛』を語る芸術なのかも。と思ったら妙に人恋しくなったりして。
終演後、ポチに裏方のスタッフさんのTシャツを着たポチに差し入れを渡し劇場の外に
出たところで主宰の方とお会いしたのでさらっとご挨拶をして帰ろうと思ったら・・・
『よくやってくれています。でも、いいんですか?演劇の世界は泥沼ですよ』とのお言葉
を賜りました。『いいも悪いも、本人が決めていけばいいことですから。』これからも私は
見守るしかないのでしょう。帰宅してからも暫くぼんやりしていましたが、はっと我に戻り
漸くパッキングを始め、日付を超えて1時間ほどして漸く終った頃ポチが帰ってきました。
『どうだった?』
『終わりの静けさは演出家の狙い?』
『鋭いね。その通り』
『ふぅーん』
月曜から暫くあちゃらに行ってきます。留守中の猫が心配だったけれど気温も下がったし
暑さで茹ることはないでしょう。不規則な生活で栄養不足なポチには8種類の野菜入りの
ペットボトル入りジュースをまとめ買い。今の公演が終って次の公演の合間にわずかに
出来たピンポイントの日程でファントムを観にいくそうな。これでレポート書くのかな?
いつものようにあちらからも御目文字は出来ると思いますが皆様お元気でお過ごし下さいませ。
☆一陽からのお返事はコメント欄にて☆