一陽来復と申します。老後は湘南の海辺に住むつもり。
宝塚が大好きです!二匹の飼い猫と戯れるのが幸せ。
最近は日本とベトナムを行ったり来たりしています。
たわいのない毎日をつぶやいています。よろしくです!
2011/2/2
シェムリアップ4日目の朝です。
今朝は10時頃チェックアウトするのでそれまでホテルでのんびり・・・
なので朝にアップです。ハナゲン父は恒例の部屋の見取り図作成に着手中。
昨日は念願のバイヨンに行ってきました。
バイヨン!バイヨン!!バイヨン!!!
宇宙の中心とはよく言ったものです。
外観で圧倒され中に入っても迫りくる顔顔顔・・・に感嘆するばかり!
もうここに来れただけで今回の旅の目的はほぼ達成されたというもの。
ハナゲン父もいたくお気に召したようで写真撮りまくり。。。
何かお仕事上でもインスピレーションを受けたことでしょう。
(いや、顔だらけのビルとかはデザインしないだろうけれど)
バイヨンはアンコールワットの少し先にあるアンコールトム内にあります。
トムの中にはバイヨンの他数々の遺跡が残っていてバイヨンの少し先にあるのが
象のテラス、それと並んで三島由紀夫の戯曲の舞台となった王のテラスがあります。
三島は『ライ王のテラス』を書きましたが実際王(ジャヤバルマン7世)がライに
感染したのかは不明だったような気がします。実際本を読んでからここを訪れると
第二王妃と第二王妃や王や母君の会話が聞こえてきそうな気分になります(気のせい)
余談ですがバイヨンから象のテラスに行く途中にあった修復途中のパブーオンという
遺跡がものすごく良かったですので是非立ち寄って裏側までじっくり見て下さい。
後世作られたという釈迦涅槃像が建物城壁に巨大な姿で横たわっているのが迫力です。
まだまだ修復途中ですが出来上がるとバイヨンと並び称される遺跡となると思われます。
また象のテラスの真ん中辺りに王宮(今は建物は現存せず)の門がありパブーオンから
ショートカットして象のテラスへ出るのに便利。その途中にインド砂岩なのか赤い外観
の階段ピラミッドのようなピミアミカスという遺跡がありましたがその時点でかなり披露
困憊していた私達はここは登るのはパス。今日以降もう一度アンコールトムを訪れる時に
リベンジするかも。その後ドライバーさんお勧めの小さな遺跡プリア・バリライを見て
午前中の見学は終了。なんつーかその時点でお腹いっぱい(実際の空腹感とは違う)で
くたくたになって一旦ホテルに戻り予約してあったスパマッサージで息を吹き返し(笑)
シャワーを浴び軽く食事を取っていざ午後の見学へ。今度はアンコールワットの東側に
点在する小さな遺跡を幾つか回りました。まずはタ・プローム、アンコール遺跡群を
語る時アンコールワットやバイヨンと共によく持ち出されるのが樹木に浸食されて今
にもつぶされそうになっている遺跡ですがそれをみるならタ・プロームは最適です。
巨大に成長した樹木(スポアン)が寺院に覆いかぶさるようになっているのですが、
全ての建物がそうなっているのではなく既に倒壊してしまった遺跡の間にも樹木は
生えていてその周りに切り出したと思われる石が転がっています。かつてはこおも
別の遺跡が建っていたのかもしれませんね。不思議と心を打つ風景でした。
そうそうこのタプロームは入口からのどかな参道が続いていていい感じなのですが、
小さい遺跡群には小さなお土産やさん(幼い子供たちの売り子)がいて例によって
『ひとつ1ドル、二つで2ドル、5つだと4ドル、買って!』と判で押したように
言うのだけど全て買ってしまうときりがない。一陽ちゃんはあまり相手にしないのに
ハナゲン父は結構相手をしてしまい時々みょうちきりんなものを買ってあげてます。
口に挟んでビヨンビヨン音がするおもちゃのような楽器とかたて笛とか。(苦笑)
次に行ったバンテクライ・クディという遺跡では遺跡内に土産物屋がありましたが
そこでは影絵の一対(多分シータ姫とラーマ)を買ったりしていますが、どうやら
相手が可愛い女の子だったりすると財布のひもが緩むようです。(ロリコンか!?)
ドライバーさんはよく心得た人でバンティライは西門にトゥクトゥクをつけてくれて
東門で待っていてくれたのですが、そこを抜けると王が沐浴をしたというスラスラン
は目の前でした。暫く湖畔でのんびりしたら夕食を取るためにパブストリートへGO!
話が前後しますがアンコールワット内には土産(押し売り)屋さんはなく入口近くに
まとまってあり、アンコールトム内には何か所か土産物屋コーナーが数か所あります。
(地球の歩き方とちょっと場所が違っている)のどが乾いたらここで飲み物も買えます。
水もお茶もジュースも1ドル。缶ビールは2ドルが相場らしい。まとまって点在する処
から出張して遺跡群まで近寄る事はないので見学はゆっくりできます。トゥクトゥクの
待ち合わせ場所近くのお店でポチのお土産(Tシャツ2枚で5ドル)を買いました・・・
真っ赤な夕陽が落ちるのを見ながら遺跡からパブストリートへ。シェリムアップで最大
の書店の前で下ろしてもらい店内へ。書店と言っても写真集が主で、文具や土産物も
売っている感じ。ここで青銅の手のひらにすっぽり収まるような仏頭と出会ってしまい
5秒考えてご購入(12ドル)凄くいいお顔しているのです。ハナゲン父は古い絵葉書
を9ドルで買っていました。夕食はバブストリートのメインの道をぷらぷら歩いて一軒
のオープンテラスに決めました。じきに足元に黒白の痩せた猫がやってきて座ります。
エビのフリッター風の端きれを落としてあげると美味しそうに食べています。すると
君は猫には甘いなぁ〜 とハナゲン父
そうかもね・・・
食後はパブに移動してカクテルを一杯。
ハナゲン父はアイルランドのシングルモルトを二杯。
鼻風邪がやや酷かったのですが今朝はまあまぁ持ち直しています。
これから朝ごはんで荷物をパッキングしてチェックアウト・・・
いよいよラッフルズへ移動です。
今回奮発してクラシカルタイプ(要するに旧館)を予約しています。
インドのタージマハルホテルにしても新館に泊まると楽しみが半減。
ホテルの滞在時間を今までより増やしてホテルそのものを味わいたいです。
とは言いながら今日も幾つか周るし、明日は郊外の遺跡に足を延ばすつもりだけど・・・
早めに戻ってアフターヌーンティとかドレスアップしてバーで一杯とかしたいな。。
☆一陽からのお返事はコメント欄にて☆
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