この海も空も…君も美しすぎて気の利いた言葉が見つからない
言葉なんか要らないわ。だから…キスして


こんばんわ。
今夜は一旦家に帰ってきました。
明日以降はまだどうなるかわかりません…
とりあえずA/Lの中日千秋楽を観ています。
お約束通りの展開。
白馬に乗った王子様は今日出会う人の中にはきっといない・・・
けれど、確かにあの舞台にはいた。
ね。夏椿さん。。。
にしても・・・
ブログを書いていると生活の中についネタ探しをしてしまうと聞いたことがありますが
一陽ちゃんが思うに、ネタはあっちから手を振ってやってくるように思えるのは気のせい?
この頃誰かに似た人に出会うことが多いです。
ドン小西に激似の女性の話はしたことがありましたっけ?
その後どこから見ても森久美子という人にも出会いました。
今朝一旦職場に出勤したのですが、事情を知る上司から
『今日は忙しくなさそうだから休めば?』と言われお言葉に甘えて病院に戻りました。
父の息遣いを間近に感じながら一日本を読んでいました。
安達千夏著『モルヒネ』(すばる文学賞を取った作家さんですよね)
昨晩夕食を買うのに入ったコンビニで偶然見つけた本です。
タイトルに惹かれ手にしたのですがとても面白かったです。
解説の最後を読んだ時ハッとしました。
『子供は親を選ぶことができません。親子の情というのは一筋縄ではいかない』
ココを読んだ時胸が潰れそうな気持ちになり。。。参りました。
その時ノックの音がして一人のナースさんが入ってきました。。。
彼女、誰かに似ている。
ずっと思っていたのですが今日やっと誰だかわかりました。
光浦靖子さんにそっくり。。。爆!
実は。。。一陽ちゃんがこの病棟で唯一ちょっと苦手なタイプだと思っていた人でした。
まだ若いナースさんだからか、なんていうか仕事熱心なあまりその時の患者や家族の
感情をイマイチ理解できていないのではないかという言動がちょっと気になっていました。
それでも務めて普通に彼女とも接していこうと思っていた一陽ちゃん。
一日病室にいれば1時間置きに病室を訪れる彼女と言葉を交わすことも多くなります。
『今日は一旦家に帰ります。少ししたら弟が来ると思いますから・・・』
『そうですか。お子様はまだ小さいのでしたか?』
『いえもう高2です』
『じゃぁそろそろ受験ですね』
『はぁ。クラブに夢中でさっぱり勉強はしませんけれどね』
『でも将来何になりたいとかもう決めているんですか?』
『宝塚にはいりたいそうです』(受けを狙ったつもり)
すると彼女の顔色がさっと変わりました!
『宝塚って・・・娘さんですか?』
『いえいえ男の子ですよ。演出家になりたいんですって』
その食いつき方ですぐにわかりました。彼女も宝塚が好きだってことが・・・
『ひょっとしてお好きですか?宝塚』
『はい、大好きです。母が元々好きで一緒に行くんです』
『そうですか、うちも私の影響かなぁ〜〜』
少し躊躇ったような表情のあと
『あのお聞きしてもいいですか?息子さんはどなたかお好きなジェンヌさんいますか?』
『ふふふ...月組の霧矢さんですよ』
『きゃーーーーーーーーーーーー!私もきりやんのファンなんです』
『う。。。』
『15日ミーマイ観に行くつもりで母がチケット用意してくれたのですが・・・』
『シフトが入って行けなくなりました』
『あらザンネン。お母様はどなたのファン?』
『明日海さんです』
『みりおさんですか、先日新人公演行きましたが良かったです』
『え・・・・・・・・・・母はチケットが取れなかったって泣いてました』
その時、彼女を呼び出すベルが・・・
『あ。長居をして失礼しました。』に続いて独り言のように呟きながらドアの向こうに消えました。
『なんか嬉しかったです。なかなか宝塚の話をする人が周りにいなくて』
ふふふ。。。だからぁ〜思い切ってカミングアウトすると案外沢山いるものですよ。
ちょっと距離感のあった彼女と少しだけ仲良くなれたかも。と思う一陽ちゃんです。
19時過ぎに家に戻り火曜日以来久々家で夕食を取りました。
豚バラとゆで卵を柔らかく煮て(といっても圧力並べてあっという間)
空芯菜の炒め物。オカヒジキとえのきのお浸し。冷やっこ。お味噌汁。
明日はまた病院に泊まるかもしれません。
家族には迷惑かけっぱなし。申し訳ないけど今しばらく我慢してね。
明日は早番。
そろそろ寝ます。
お休みなさーい。
☆一陽からのお返事はコメント欄にて☆