
昨日は久々遅番前にパパの病院へ
ベッドサイドでランチを取って洗濯して…
といつものように過ごしていたらドクターに
呼ばれました。
病状の説明をお聞きして席を立つときに一冊の小冊子を渡されました。
出来ればなるべくベッドサイドにいる時間を増やしてください。という言葉と共に…
『これからのために』と書かれています。
その時が明日なのか明後日なのか1週間後なのか1ヵ月後なのかはたまた夏を越せるのか。
それはもう神の領域に入ってきているような気がします。
というわけで昨日は遅番の後病院に泊まりました。今日もその予定です。
お泊りグッズは以前泊まった時にある程度揃えておいたのですが今朝一旦家に戻って
着替えなどを用意し、洗濯物をして、夜ご飯を用意してもう少ししたらまた病院に戻り
パパの容態が落ち着いているようなら遅番に行くという感じです。明日は弟君が泊まる
ことになっているので一応家に戻る予定。土日はまた一陽ちゃんの担当になりそうです。
今朝最寄り駅から家に向う途中で登校するポチとすれ違いました。
『文化祭の打ち合わせとか試合とかあると思うけれど何かあったらキャンセルよろしく』
『。。。』(無言で片手を上げてすれ違うポチ)

貧血が進んでいるので酸素を上手く身体に取り込めなくなっているパパ。ヘモグロビンというのは酸素を身体に運ぶ役目をしているのだとか…駅と家を往復するタクシーの台数が少なければそれだけ1台で何往復もしなければならないのと同じで少ないヘモグロビンが身体の中でフル回転しているのです。ガンバレ!ヘモグロビン!!
高度な医学のおかげで入院以来少なくとも素人目にはパパが苦しんでいるのは見ないで済んでいます。医療スタッフは皆さん温かくて優秀で本当にこの病院にお世話になって良かったと思います。
私達は出来るだけの事を出来るだけする。
それは今も変わりません。それでいいと思うのです。

さっき家の敷地内で見つけた花。
どんな時でも花は時期が来れば咲くし、何日かすると枯れる。
昨日は弟が一陽ちゃんが遅番を終えて戻るまで病室にいました。
眠っているように見えるパパの横で2人で暫く話をしました。
『ねぇ。昔の事とかでパパの事で何か覚えていることある?』
『うーん。僕は中学から東京に出てきちゃったからなぁ〜』
『私はその頃ほぼパパと二人暮らしだったからね。
よく梅田の紀伊国屋前で待ち合わせてご飯とか食べに行ったよ』
『へぇ〜』
『そうだ。多分普段社用で使っていたんだろうけど吉兆みたいな
高級料亭とかも連れて行ってもらったな(笑)』
その頃印象に残っていることが一つあります。
確か取引先関連のお葬式がとある日曜日にあって場所が奈良だったのです。
私は何も用事がなかったのでついて行ったんですよね。パパが用事を済ませている
間に会社の運転手さんに奈良を案内してもらいました。昼過ぎに用事が終わってから
どこか他に行きたい所は?言われて一陽ちゃんは言いました『石舞台古墳が見たい』
パパは全くそういうもの興味がない人なのですが、珍しく面白そうだから行くか…
ということになり果たして想像以上の大きな石の塊を前に結構面白がっていたかな?
すっかり忘れていたけれどそんなこともありました。
今日は午後からまた雨かなぁ〜〜
ということで行ってきまーす。
☆一陽からのお返事はコメント欄にて☆