
あぢぃですね。例年の7月より暑いような気がする。地球温暖化のせい?久々に髪を伸ばし始めたので今日から一つにまとめています。脳みそも溶けそうな毎日ですが、ここはひとつ“くいだおれ人形”でも見て元気だしてね(←意味不明)。
さて、今日は仕事がお休みで、月に一度のイコンを習いに行きました。
イコンというのは「像」とか「イメージ」っていう意味で、簡単に言うとギリシャやロシアのビザンティン様式で木製の板に描いた宗教画です。私は一応クリスチャンなのですけど、正直言ってイコンを描くようになるなんて想像したこともありませんでした。実際何世紀もの間イコンは修道院の奥深く静かな黙想的環境の中でひっそりと製作されていたようです。たまたま日本人でイコンに本格的に取り組んでいる人と知り合いになり自然に関わりを持つようになりました。忙しい都会生活のプレッシャーにさらされている中で1ヶ月に1回心静かにイコンに取り組むのはかけがいのない時になっています。1枚を仕上げるのに土台から始めて1年ほどかかります。時々製作過程を紹介していきたいと思ってます。今日はまだタダの板しか目の前にない!といってもこの板はとある修道士様がイコンを描くための土台として作ってくれたものです。この板を支持体といいます。実際に絵を描き始める前段階としてまだまだ工程があるのです。まずは支持体にやすりをかけてつるつるに仕上げます。次回は支持体に膠を塗ります。湿気があると出来ないので次回は9月です。全く気の長い作業でしょ!
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