2007/4/23

鬼の霍乱  しばいデイズ


しばらくは「功夫ジョン」のレポに専念しようかと思った矢先に風邪引きました。

今回は、大阪公演から帰宅後
@台本を全てコピー
Aコピーした台本に
覚えているアドリブや日替わりの内容や
忘れていたけれど人様のレポに触発され思い出した内容を
できるだけ多く赤で書き入れ
Bそれをまとめたものをエディタで台本のページ数に沿って書き出す

という作業をおこなっています。

さてどうなることやら。

クリックすると元のサイズで表示します




今のところはこんな感じ。

大阪公演千秋楽15:00開演の部、19:00開演の部を見てきました。
ただし、帰りの高速バスの発車時間がJR大阪駅ハイウェイバスターミナル発22:10だったため、19時の部は、途中で抜けることに…。
上演場所がうめだ花月ならまだ余裕があったのですが、なんばの上方ワッハホールからでは厳しいです。
今回いちばんの見どころであるシーン113を見逃したショックは後々まで引きずることとなり今でも悔やみきれません。


ストーリー

憧れのカンフーマスター、ジョン石丸が所属する映画会社「シルバーハーベスト」社に高校卒業早々に入社した脚本家希望の真一。
撮影現場は、看板スターであるジョンの仕事が何本も重なっててんやわんや。CM撮影、新作ゲームのチャック雑誌の取材、歌番組の収録を次々とこなしていくジョン。それもこれも弱小映画会社「シルバーハーベスト」と恩人である監督レイモンド・チョウのため。ところが、肝心の大作「功夫ジョン」の撮影中にジョンは自分が放った拳で弟分である陳港生に大怪我を負わせてしまう。そのことで仲間にあわす顔が無くなったジョンは行方をくらます。しかし、それは、ジョンと同じ俳優養成所の後輩で今はシルバーハーベスト社で助監督をやっている大河保昭が仕組んだ罠だった。4年後、チョウの説得で撮影現場に戻ってくるジョン。監督たっての願いで「功夫ジョン」のメガホンを取ることになった真一。ジョンの映画で世界中の子供たちに愛と勇気を与えたいという真一の思いは、果たして失意のジョンに届くのか。

と、いったところでしょうか。
割りと(香港映画に)ありがちなストーリーですね。
というわけで、22th本公演は香港電影テイスト満載な作品です。
開幕までの音楽もどこかで聞き覚えがあるような曲なのでこれもまたなにか香港電影のサントラを使っているのでしょうか?
(後日談ですが、東京公演では「拳法混乱」が流れていました)

映画会社の名前は勿論、香港の映画会社「ゴールデン・ハーベスト(嘉禾、嘉禾電影有限公司、Golden Harvest)から。この社名を知らなくてもロゴを知っている方は多いと思います。

今回「上演に際しての注意事項」のアナウンスが凝っていて(昨年PARCO劇場で上演された後藤ひろひとさんの「みんな昔はりーだった」の影響?)こんな感じのアナウンス。

本日はTHE PLAN9の22th(トェンティーセカンド)「功夫ジョン」にご来場いただきまして真にありがとうございます。
開演に先立ちまして、皆様に申しあげます。
客席内での飲食は禁止になっておりますのでご遠慮ください。
携帯電話、腕時計、その他音の出る電子機器は公演の妨げとなりますので予め電源をお切りください。
また、カメラを使っての撮影も禁止されていますのでご注意ください。
ビデオ撮影を見つけようものなら、(SE:怪鳥音)
携帯電話が鳴っても係員が駆けつけ(SE:怪鳥音)
わー、やっぱり久馬作品の方が全然クオリティー高いなあ、なんて思ったら(SE:怪鳥音)
公演そっちのけでプロ野球の結果を気にしたりしたら(SE:怪鳥音)
耳毛の長い作詞家を怒らせたりしたら(SE:怪鳥音)
引退(?)をカミングアウトしようものなら…(フェードアウト)

ここで云っている「耳毛の長い作詞家」とは川内康範先生のことですね(^-^)
「久馬作品の方が全然クオリティー高いなあ」は結構受けてました。


セットは、どこか中国風寺院の門前(立体ではなく、板に描いただけのもの。いかにも書割といった感じ)。ただし、日本国内。

・「サイバーグランマおよね」の舞台「許冠寺」
許冠というのは
香港の喜劇役者としても有名なホイ4(3)兄弟
マイケル・ホイ(許冠文)
スタンリー・ホイ(許冠武)
リッキー・ホイ(許冠英)
サミュエル・ホイ(許冠傑)
の苗字「許冠」から。
日本では、1970年代後半から製作された「Mr.BOO」シリーズが有名。
どうやら、今回の「功夫ジョン」は1980年代、特に1981年前後の影響が強いです。もしかすると、この作品の舞台も1980年代なのかもしれません。

・およねが孫の真一に対して(10P)
昼「お前はばあちゃん孝行な子だよ。」
夜「お前は本当に親孝行な子だよ。」
明らかに夜の部は間違いですね。

・バイトの時間(12P)
台本では「遅番やから昼の2時から」と云っていますが、舞台では昼夜ともに「早番だから、昼の2時から」と云っていたと思います。

・真一の嘘がばれて(12P)
夜の部
「婆ちゃんにはな、もうみんな判っとった。これが嘘だと云うことがな。こいつ(=港生)が出てきた時点で判った。こいつは、顔が変だ。こいつの顔の問題だな。」

・真一の遺言(15P)
これの元ネタはマラソンランナーの円谷幸吉選手の遺書から。冒頭の文章が「父上様、母上様。三日とろろ美味しうございました。干し柿、モチも美味しうございました。敏雄兄、姉上様、おすし美味しうございました。」
これを踏まえたうえで
昼の部では「お姉さま、いつも洗濯ありがとうございました。」の後に「お爺様、インドネシアの首飾りありがとうございました。石原慎太郎さん、選挙おめでとうございました。」千秋楽の前日4月8日は東京都都知事選で石原慎太郎さんが圧勝しました。
夜の部は「お爺様、インドネシアの首飾りありがとうございました。」と云ったところで射殺。

ところで、これはもうどうでもいいことですが、およねのモデルは去年お亡くなりになった熊本を代表するローカルスター、ばってん荒川さんの「およねばあさん(お米婆さん)」なのは、もうみなさんご存知ですよね。
私は気がつきませんでした。とほほ。

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