2011/1/19

一番美味いトロのところを見たい  しばいデイズ

ラジオ番組「東京ガベージコレクション」
(MP平山夢明 RG京極夏彦)
で劇団「本谷有希子」の本谷有希子さんがゲストの回(2010/07/20)での1コマ
を書き起こし。

本(本谷)「初日と中日と千穐楽…楽日って、う〜んとね、科白一個も変えてないんだけども全然違うんです。」
京(京極)「印象がもう違う?」
本「たぶん印象が全然違うくて面白いの。」
平(平山)「そういうの、だからさ、一番美味いトロのところを見たい。そうすっとどうなるわけ?」
本「ああ、そっか。」
平「だから楽日がいいわけ?」
京「でもでもそれはね。あの〜、こないだあの演劇の役者さんとちょっと話したんだけど、楽日がいいのか楽日の一日ぐらい前がいいよと云うのは、やっぱやってるほうにしてみるとそれ言われるのはちょっと心外らしい。」
平「あ、そうなわけ?」
本「あ〜、いつでもトロだとか?」
平「いつでもトロなの?」
京「違うけども。」
本「うんうん。」
平「違うの?」
京「違うんだけどもいつでもトロのつもりでやってるんだと。」
平「ああ。」
本「プロだからね。トロは出さないとね。
京「味は違うかもしんないけどいつが美味しいかは好みですよ。ただね、楽日の一日前がいいって云うんならみんなその日にしか来ねえよって話で…。」

(以下略)






THE PLAN9の本公演は
いつも
千穐楽がトロ。
初日はプレーン。

上演時間すら違います。

入場料も変えてくれないかな…(^-^;)





じゃあ、初日に近いほうの公演は損なのかと云うと

本「逆に余計なものがないから。あの〜、ここ押したらウケるなって云う、こう汚い…あ、汚い気持ちがないから。一所懸命ただやるのみ。」
京「客にウケたから。こんな感じでやったらウケたなぁ、と思ってそこを目だ立たせるとかって云う色気がない分いい場合もあると。」


「汚い」を「色気がない」と云い変えている京極先生はいい人です。

(中略)

本「(上演を重ねるうちに芝居が)お客さんが喜ぶ方喜ぶ方にいっちゃたぁ!ってなっちゃって、そうするとみんな(出演者のこと)が『凄い(お客さんを)喜ばせなきゃぁ!』ってなって、こうウケないと『凄い負けたぁ!敗北!』みたいな。」
平「あらら。」
京「ウケないと敗北ってのは考えてみるとおかしいですからね。」
本「おかしいですねぇ。そのコントだったらもうそこしか目的がないけど…。で、中日に『いかん。いかん。』って舵を(作・演出家は船で云うところの)船長だからきり直したの。」


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本谷さんの演劇観に副えば
「LEAD〜」は芸人がやっている以上
どうしても演劇と云うより長いコントになってしまうのかもしれません。

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