●喫茶店で・・・
組員の沢村さんが現れ、早々に相手は引いていた。
沢村が相手に口にした言葉は。
「30万位の単車を盗んだからって、50万請求してんだって」
「その話しは俺が飲むからよ、俺に請求しろよ」
「んで、単車はどうした? 50万払ってやるから持って来いよ」
相手に話す沢村。
「バイクはバイク屋に預けているので、今日は写真持って来ました」
単車が廃車になったと言っていたが、山崎の転倒後に写真を撮ったらしく。
「何だよ、何処も壊れてねぇじゃんか!」
「ステップ折れただけって聞いたけど、なぁヒロセ!」
「ハイ! なぁ山崎」
「ハイ! そうです」
相手の話しが違うと解り、沢村は。
「この話しは俺が飲んだから、お前ら! 俺に請求してる事になるけど、どうだ!」
相手はビビりながら答えた。
「嫌、盗まれたんで慰謝料を請求しようと思って」
「何が慰謝料だ、てめえら病院にも行った訳でもねぇのに慰謝料じゃねぇだろ!」
「俺に請求してるって事は、俺に恐喝してる事になるけど、事務所でゆっくり話しを聞いてやるよ!」
流石に相手は何も言えなくなり、下を向いたままだった。
「嫌ならこの請求書、ここで燃やせ! それで話しは終わりだ! 解ったか!」
相手は何も言えず、灰皿に請求書をライターで火を点け。
沢村は立ち上がると、相手にひと言。
「早稲田空手部かぁ〜カッコ良いじゃねぇかぁ〜」
馬鹿にした様に笑った沢村だった。。。
●その後は・・・
山崎が仕事代として沢村に30万を払い。
その数ヵ月後、長田は組からトンコし姿を見せなくなった。
俺は沢村から組員に入るかと説得されたが、調理師になると断った。
後に俺は地元から離れ調理師で飯を喰った。
そんな時、俺の妹から電話があり、驚いた事件を聞かされた。
その事件とは、沢村がシャブのやり過ぎでショック死と。
以前からやっていた事は知っていたが、死ぬとは思っていなかった。
俺も一度勧められたが、流石にシャブだけは手を出さなかったが。
にしても、知合いに死人が出るとは驚いた事件だった。
そんな事もあり、俺は地元の仲間とは会わなくなり仕事に励む様になった。
そして今、地元の仲間以外に様々な人達と出会い。
本当に楽しく、幸せな時間を過ごせました。
また国語の成績が2しか取った事のない私のブログ、文章を読んで頂いた人達に。
感謝しお礼を申し上げたいと思います。
今日でブログを書くのは最後となりました。
今までパソコンが故障しタブレットでブログを書いていましたが。
タブレットは解約します。
では。。。
最後の歌
この歌は私が1番大好きな映画“アウト・サイダー“のエンディングの1曲です。
歌っているのは、スティービー・ワンダー。
「いつも輝いていて」と言う歌ですが、私の人生も輝いていました。
どうぞ皆さんも輝いた人生を送って下さい。
では!
私の故郷ロンドンに帰ります。
日本が永かったので、言葉を忘れて仕舞いましたが。
英語の勉強が終わったので、帰ります。
では。
さよなら
。。。

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