気まぐれ日記　�U

●終る五月・・・

月末最終日、いい加減に不動産へ行かなくては。

やめる半年前に申告は、どうも長過ぎではないかと疑問視。

だいたい半年後が読めますか、流石に半年後の自分は読めない。

もしかして病が治り、仕事に復帰できるかも知れない。

最悪は鬱で自殺している可能性だって否定できない。

この身体では何処も雇い口がない。


８月にもなれば、病発症から１年が経つし。

未だに首の手術は間違いだったと感じる。

２週間後には、順天堂病院にて結果が解る。

体調復帰かも知れないし、人生が終わる可能性も充分あり得る。

そんな不安を抱えながらも、最終的には金の問題になり。

私が仕事を復帰出来ればと。。。



●こんな事を考える・・・


「働かない者、食うべからず！」

なんて言葉もあるし。


とは言え、本来はこの言葉は違う意味だったと聞いた事がある。

確か海外の著名人の言葉だったらしく。

本来の言葉はこうだった。


「働こうとしない者、食うべからず！」


私は首、膝、手首、指の傷みを抱え、更に息苦しくなる事しばしば。

そして毎日つづく不眠症。

首の激痛は耐え難いものがあり。

かといって常にある訳ではなく、自宅でソファーに横になって居れば普段の暮らしがありますし。

だからといって難しい問題です・・・



●さてここから本題です・・・



「本当に！」



「ここから？」



「話し長げ〜‼」



スミマセン‼

でっ！

今日、不動産屋に店を閉める手続きをしよう考えていました。

月末最終日の本日、ひろ八１６年間の歴史を消す事に。

だったのですが！

今日は水曜日。

不動産屋の休日営業でして。

今後どうしたら良いものかと。


どうぞ御客樣のご来店、お待ちしております。。。

●闘いは・・・

人生は闘いつづけるものだ。

相手は仕事だったり。

ライバルや病だったり。

時には愛する者だったり。

過去と闘う事もあるだろう。


しかし闘いは、終わりだ。

苦悩を吐き出し、絶望を解放へ。

この苦しみ、この傷みはうんざりだ。


。。。

●暑い・・・

相変わらず眠れない日々がつづく。

深夜から日の出に時が進もうと、眠気は来ない。

無理に床に入るが、足がむず痒くなり、その後身体が震え気が狂う。

起きている方が楽で、眠らない時間を過ごす。

気が付けば外ではカラスが騒がしい毎日。


昼過ぎると自然な眠気がくる。

しかしだ。

真夏の様な暑さに、一時の睡眠に気が狂った目覚める。

５月の今こんな様では、本格的シーズンに乗り切れるのかが心配だ。

何せ今の私には体力が無く、乗り越えるのか。。。



とは言え、こんな昔のＧＡＭＥを観て懐かしく浮かれています。


昭和のＧＡＭＥ

●中学３年にもなれば・・・

やっぱりバイクに興味を持つなんて、昭和の男には当たりまえの理性。

単車に乗りたいものの、そんな大金がある訳もなく。

仕方がないので直結と言うマジックで、深夜のドライブにスクーターを使った。

乗り終ると元に戻す事は忘れなかった。

楽しんだスクーターの名は、パッソーラ。


中学卒業後には、直ぐにタクトを買った。

勿論歳は１５、無理を承知で友人の姉さんから購入し、支払いは月賦。

あの頃はヘルメットがいらない時代で、今では信じられない事だ。

本当に楽しい毎日を過ごした。。。

●中学時代は・・・

前にも書いたが、中２はマッチの『ふられてＢＡＮＺＡＩ』事件があり。

重い雰囲気で過ごしていた。

かと思いきや、女の子から髪を脱色する為にオキシドールを借りたり。

その子からプレゼントにオーデコロンを貰ったり。

バレンタインにチョコを貰い、何となく遊ぶ様になった。


ロックバンドＡＣ/ＤＣのレコードを録音すると、初めて女の子の部屋に行った想い出があったりと楽しかった。

そんな彼女と放課後二人で話していると、全然まったく女っけが無い男友達が割り込み、大変な大事件に発展した事を思い出す。。。



●馬鹿なヤツが・・・

私と彼女二人だけの放課後に、割り込むＭ男。

勉強もダメ、スポーツもダメ、更に女の子にもモテないＭ男が、学校にエロ本を持ち込んだ。


「ほらこれ！スゲーだろ、外人だぞ！」

Ｍ男が私と彼女に見せびらかしたのは、外人ヌード雑誌のプレイボウイだった。



「何でこんなの持って来るんだよ、馬鹿かお前？」

そんなリアクションで拒否ってた私の隣で、まさかの彼女がページを開き。


「スゴ〜い！何これ〜‼」

女って・・・



●何故に・・・

校舎の外では、あらゆる部活で汗を流す若者がいるというのに。

「帰ろうぜ！そんなの見てねーで！」

流石に私は下校する様二人に伝える。


「これあげるから持って帰れよ‼」

馬鹿なＭ男が言い出した。


「俺、外人嫌いだから」

何せ私は原田知世が大好きで。


「じゃ、私が借りる‼」

女って。。。



●それから数日・・・

ある日の朝だった。

教室では、昨夜観たＴＶ番組の話題に騒がしかった。

そんな騒がしい中、女の声が響いた。


「コレ返すよ！Ｍ男‼」


彼女が手にした物は、雑誌1冊が入る程の紙袋。

彼女は紙袋を手にし大きく振った。

教室内の生徒全員の視線が一瞬に一点を集中した。

そこには、慌てるＭ男が冷や汗を。。。



●終わった・・・

中２の青春時代。

そんな若き時代に。


「起立、礼、おはようございます」

「先生、Ｍ男が〜‼・・・」



中学卒業まで、彼は干された。


「Ｍ男、放課後、職員室に来なさい❗」


Ｍ男宅で三者面談を行ったと、後に知った。



そんな事件から、何となく彼女と私は会わなくなった。。。