何だか映画を見たくなり…エクスプレスを途中下車。流山か柏の葉。迷ったあげく3月にOPENしたばかりの流山へ。定期券内だから時間とやっている映画とタイミングあったらなんてかなり軽い気持ちで。 映画館がちょっとセレブで驚いたわ。カフェも併設してあったりふかふかソファーの待ち合い室があったり…。いざタイムテーブルみたら…見たかった゛QUEEN゛があと5分で始まるところだったのでダッシュです。
QUEENは今年度アカデミー主演女優賞受賞。 健在の英陛下エリザベス女王がダイアナ元王妃の死を知ってから声明を出す1週間を描いたもの。 英って世界って凄いな〜と日本ではこんな映画OKにならないでしょう……皇室を題材なんて。映画を見たい方もいるだろうからあまり内容は書かないけれど… でも、微妙にはふれてしまうから知りたくない人はこの先…。ブレア首相が当選してすぐに起きた事件らしい。
その中でエリザベス女王の考えが少しずつ変化していく様子。変化はしてないけれど… 台詞の中に゛生涯を英国民に捧げる゛って台詞にぐっときた。国民の事を分かっていると自負していた女王がダイアナの死によって国民がわからなくなっていく。メディアが作ったものもあるにせよダイアナの人気の高さもあり・・ダイアナの死に対してわかりやすく葬いの態度を示さないことへの不満が募り…女王は決断する…。 私がテレビで見るエリザベス女王とはちょっとイメージが違ったけど…好感は持てたました。ブレア首相役の人も良く特徴をとらえていたと思う。 この映画を見て感じたこと。女王はダイアナのことをメディアで聞くほど嫌いじゃなかったんじゃないかな?と。 ダイアナは建前はなく自分の感情で動き、エリザベス女王はダイアナの気持ちを理解はできるが英国民のために生涯を捧げた誓いに忠実に生きるために感情は押し込めてきたんだと思う。(映画の中の女王の旦那は息子と同じ匂いがした)もちろん映画だし王室も公認はしていないんだろうから真実は分からないけど…自分の中では理解しにくいことも信頼する国民の声を必死に聞こうとし、それに応えようする女王。それに敬意する国民。歴史の重みを感じた。 日本の皇室もこれに似た感じがする…。とても大切で大切で意義がある仕事だと。
そして、皆一人の同じ人間なのだと感じられた作品でした。エリザベス女王について興味をもっちゃいました。

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