旧幕臣の富岡三蔵(望月光蔵)と土方歳三
この二人のエピソードが面白くて大好き♪
笑えたし。
土方のことを
『
余、其傲慢、人をかろんずるを憎む』
と評した方です。
宇都宮での戦いで
土方は足の甲を撃ち抜かれます。
指が吹っ飛びかなりの重症だったようです。
しかも当時は薬にしても医術にしても今とは全然次元が違うので命に関わる
大怪我だったのです。
旧暦では4月ですが、今の暦だと5月下旬から6月。
化膿もして
絶対安静に為らざるを得なかったのです。
*
大河組!では包帯をして指揮を取ってましたね・・
しかも宇都宮城陥落で弱腰な桑名藩士に刀を抜いてた・・・
流石です!副長♪
戦線離脱し会津の地にて温泉宿で療養。
この間
新選組の指揮は
斉藤一こと
山口次郎が隊長となって戦ってます。
土方は
旧幕府軍の参謀な訳ですからたくさんの方が見舞いに来るのです。
戦況を伝えるんですね。
でも
負け戦の話ばかりで歳三は
苛々・・・
足の具合も良くならず更に
苛々・・・
そんな
苛々が積もりに積もった頃、
富岡光蔵氏登場〜!
歳三は無礼ながらも床の上で寝巻き姿で応対。
負けたことを淡々と話し、吾関せずな物言いに歳三の苛々が絶頂を!
歳「
汝吾に与(くみ)せよ」←是は文献に載ってる言葉
(お前さん俺に従って戦え)
光「自分は文官故」
歳「こんな時に文官も兵士もねぇ。戦わないでどうする!」
光「実戦の経験がないうえ、作戦を立てるものがいなくてどうする」
歳「おめえの顔見てると傷にひびく、とっととけぇれっ!」
光「何を小癪な!成り上がりの分際で無礼千万!」
そして歳三は枕を富岡氏に投げつけたのですーーーー!!
枕って今の枕と違います。
木で出来てるヤツですよ・・・
歳三34歳。大人気無いといえば大人気ない・・・
でも傍に在ったのが枕でよかったよ。
刀だったらどーなってたんだろう・・・
「
汝吾に与せよ」以降の会話は私風に翻訳してみました。
ここまで来ると、まわりの諸藩はみな恭順、降伏してるし‘徳川の大君に報いる為’に戦おうという人は居ないのかな。
兎に角、このエピソード文字でしか見たこと無いから動くもので観てみたい!できれば山本耕史の土方で!
ベースは会津側という事で斉藤一(山口次郎)が主役♪
とちょっと妄想してみた。

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