「
敗者から見た明治維新」より。
敗戦が色濃くなり
五稜郭内では徹底抗戦でも恭順でもなく
降伏する・・という意見が出る中、『
武士らしく最期まで戦う』という
土方歳三や
伊庭八郎は邪魔になる。
・・・なるほど。
元々幕府のお偉いさん方(
榎本&大鳥とか)と
武士になりたくて此処まで来た
土方とは「どう生きるか、どう生きたか。どう死ぬのか、どう死んだか」考え方は違うだろうなぁ。
と其処でですよ!「
土方歳三暗殺説」が出てきたのは!!!
幾ら激戦の中とはいえ、
脱走軍の幹部である
土方が
被弾した場所も埋葬した場所も定かではなく食い違うのはオカシイ!!!というのである。
「
フレンドリーファイヤー」所謂、
誤爆。
弾が行き交う中、
見方に因って誤射された=
暗殺
と作者の早乙女貢氏が書き切ってるんだよ!
そんな事全然考えた事無かったし、小説とかでも勿論そんな話無かった・・・
でも「そうなのかもしれない」なんて思ってしまふ・・・
だって
理由がリアル過ぎる。
伊庭は既にもう生き長らえないとみて榎本は毒(モルヒネ)を渡したらしいが。有名なエピソードとして「われわれも直ぐに逝く」なんて言っといて明治を謳歌してるじゃなーい!
これがもし、もし事実だったとしたら・・・・
・・悔しいなぁ。
たとひ身が
蝦夷の島根に朽ちるとも
魂は東の君や守らむ
5/11 土方歳三 一本木関門付近にて被弾 享年35歳

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