バカボンのパパのキメ台詞「これでいいのだ」を英語で言うと「Let It Be」なんだろうか?

2019/9/22

「死にゆく者の祈り」 中山 七里  活字もすっげえたまには読むぞ

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僧侶=顕真。仕事の一環で、死刑囚への教誨師もしている。ある日、説法を囚人たちにする機会があり、その中の死刑中の一人に知った顔を見かける。その男は大学の同級生で顕真の「命の恩人」でもあった。罪状はもちろん殺人=自分の見た目を侮辱したアベックを2人とも殺害したと言う・・・当時の彼からは、死刑囚になるなど考えられず・・・彼に対する教誨の機会を受けてその後も違和感しかない。顕真は自分が納得するために、忙しい合間を縫って当時の事件を調べ始める・・・そんなお話。

ストーリーの展開&組み立てが割と普通と言うか真っ当?落としどころも、割とそこしかないよねと言う感じです。「どんでん返しの帝王」にしては(まあ小さくはちゃんと意外性放りこんでるけど)、今回は「そっち側」では無いらしい。元々物語の描き方や深い人物描写が得意でもあるし、テーマ&設定にしっかりエッジが効いてるので、地に足付いた展開でしっかり読ませて、それはそれで。

面白かったです。

2019/9/16

「あの日に帰りたい 駐在日記」 小路 幸也  活字もすっげえたまには読むぞ

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これの続編ですね↓
https://moon.ap.teacup.com/hanao/6028.html

相変わらず田舎町で起こるちょっとした事件を解決=割と大岡裁き??そんな感じで基本は愛ですね。

サラッと読んで気持ち良いのはこのシリーズの前作同様。ガツットは来ないけど、いい感じです。

プチ面白かったです。

2019/9/15

「[medium(メディウム)]霊媒探偵 城塚翡翠」 相沢 沙呼  活字もすっげえたまには読むぞ

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ミステリィ小説を書く傍らで、警察に協力する事もある香月 史郎。ある事件をきっかけに知り合った美女=城塚翡翠は霊媒師だった。殺人の真実を「ある条件下でなら」見抜ける翡翠だったが、そのままでは「証拠」にはならない。それを論理で補正する形で二人でいくつかの哀しい殺人事件を解決していく。そして最後の事件は彼女の命を・・・そんなお話。

帯にもあるけど、伏線が「むしろネタフリか?」って位相当大量発生して最後に「そう来たか!!」ってな具合で回収する感じ。大きくガツっと行って、その後ちゃんと一個一個丁寧に。ネタフリ部分もそれなりに楽しんじゃったんですけど・・・って感じだが、ミステリィとして重層的と言うか、エッジが効いてるっつうのか・・・ある意味王道??


非常に面白かったです。

2019/9/9

「落日」 湊 かなえ  活字もすっげえたまには読むぞ

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ドキュメンタリータッチの作品で評判となった新進の映画監督長谷部香。脚本家の卵?なりそこない??の甲斐千尋は彼女から新作の相談を受ける。それは千尋の生まれ故郷で起こった事件「笹塚町一家殺害事件」をモチーフにと言う物で、その寺家によりちょっと前に香もそこで暮らしていて、被害者とちょっとした係わりもあったと言う・・・事件としては既に犯人に死刑判決も出たこの事件を、映画化するために「知る」と言う作業の中で、事実に寄り添う様々な物語が浮き彫りに・・・そして帰郷の度に千尋自身に係わる物語も・・・そんなですか。


流石・・・と言う言葉で片付けて良いのか・・・。驚きよりも納得感が先に来るのがこれだけ快感ってのも不思議。新事実の重なり方が、だらっとしないギリギリの穏やかさだからか・・・って意味不明ですね、済みません・・・色々途中あっても、そうであってほしい方向に物語が誘導されて・・・ラストも好きだなあ・・・

非常に面白かったです。
タグ: 小説 真実 思い出

2019/9/8

「どうかこの声が、あなたに届きますように」 浅葉 なつ  活字もすっげえたまには読むぞ

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元地下アイドルの小松奈々子=20歳。ひったくり事故で顔に追った怪我で引退しその後の母親の対応で心も壊れ・・・逃げ込んだ祖母の下でようやく少し社会復帰、パン屋でバイト中。突然怪しい男から声をかけられ、したらラジオ番組のアシスタントにスカウトされ・・・彼女の番組を軸に様々な人間ドラマが描かれてく感じ&お仕事成長物語・・・ですか。


多分まずキャラが良いからか。ガッツリなじみ、ベタな展開でもウルッとするし架空人物に対して応援したくなってくる(笑) 相性の問題はあるでしょうけど、自分は結構スポッとハマりました。楽しめました。

非常に面白かったです。
タグ: 小説 ラジオ お仕事

2019/9/7

「取締役は神絵師」 水沢 あきと  活字もすっげえたまには読むぞ

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元システムエンジニア、会社が買収され何故かサービス戦略室なる部署に???慣れぬ仕事に四苦八苦する若手社員の岩見。そんな辛い日々の癒しはスマホゲーム・・・のカードのイラスト?そのイラストレータ「白露さらら」の大ファンである。そして、ガチャで素敵なイラストを引き当て、歓びのツィートに作者からのリツィートに狂喜乱舞した日・・・取締役な上司=社長令嬢の美女から渡された資料に変なものが・・・これ白露さららのイラストのラフ画じゃ・・・取締役は神絵師だった・・・ってお話???


ダメ社員が急に力を発揮して成長していくお仕事小説であり、美女になんか縁のある気弱系主人公ストーリーでもあり、なんというか極めて少年サンデー的な仕上がりの小説でした。当方50過ぎたおっさんですが・・・サンデー好きだし・・・お仕事小説としても起死回生的な作戦遂行快感もあったり・・・結局・・・

面白かったです。
タグ: 小説 お仕事 ラノベ

2019/9/7

「犯人に告ぐ3 紅の影」 雫井 脩介  活字もすっげえたまには読むぞ

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久々に本屋で買った本。積極的に追いかけて無い作者の、でも気にしてるシリーズの本はやはりamazonでは見落としがち・・・

3作目です。前作までの感想
http://moon.ap.teacup.com/hanao/2563.html
https://moon.ap.teacup.com/hanao/5205.html

前作の誘拐の中間黒幕、切れ者詐欺師リップマン=淡野と対決?またTVでの捜査に乗り出す巻島と、リップマンの戦いには警察不祥事の裏もあったり・・・って感じで。

大分いろいろな物を残したうえでのエンディングは、次作も構想にあるんでしょう。ラストはまあ・・そうかな。定番な終了。前作の感想が「普通でした」だけどもう記憶に薄く、ならば今回は多分それよりは大分楽しめた気がする。

面白かったです。
タグ: 小説 警察 詐偽

2019/9/1

「大正地獄浪漫B」 一田 和樹  活字もすっげえたまには読むぞ

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エログロ?浪漫小説第三弾。前2作の感想↓
https://moon.ap.teacup.com/hanao/6735.html

エロくグロく一杯死にます。ちゃんと人物描いて思い入れさせてから酷い感じで殺します。かなりのゲスが出てきます。そこが本質で良いんだろうか?でも次がちゃんと気になります。陰謀とか宿命とか??

面白かったです。

2019/8/25

「線は、僕を描く」 砥上 裕將  活字もすっげえたまには読むぞ

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両親を亡くし内にこもっていた青山霜介=大学生。バイト先の水墨画の展示会で、その道の大家に出会い、何故か内弟子に?そしてさらになぜか、その孫の超美女と勝負する事に?? しかしながら水墨画は楽しく、凍っていた心が溶けていくようでもあり・・・そんな感じ。


ずっともうamazon経由ばかりだったので、久々に本屋で買った本。少年マガジンでコミカライズされて連載されててちょっと原作小説が気になってたのをたまたま通りがかった本屋で見かけて気になり購入。ストーリーは大したこと無いんだけど(失礼)、丁寧に状況や心情が読みやすく描写されてるので一気に読めます。フワッとしてるけど読み心地は良い。マンガの方が尺が長い分より細かくなっているのは、原作者の意図も入ってるのかな・・・

割と面白かったです。
タグ: 小説 水墨画 

2019/8/24

「同潤会代官山アパートメント」 三上 延  活字もすっげえたまには読むぞ

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関東大震災で妹を、婚約者を・・・亡くした二人が結婚し住み始めた3階建てのコンクリートのアパートメント。それから70年間の家族の歴史を連作短編で。

最初のお話「月の砂漠を」だけ何かのアンソロジーで読んでたなと思ったらこれか
https://moon.ap.teacup.com/hanao/4896.html

割と不器用な、でもいざという時強い?一族の愛のお話でした。優しく、どことなく力強く、ほのかにいい感じ。

面白かったです。
タグ: 小説 家族 歴史



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