バカボンのパパのキメ台詞「これでいいのだ」を英語で言うと「Let It Be」なんだろうか?

2021/7/31

「猫弁と鉄の女」大山 淳子   活字もすっげえたまには読むぞ

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セカンドシーズン第二弾、ファースト入れると7作目。これまでの感想↓
http://moon.ap.teacup.com/hanao/3642.html
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http://moon.ap.teacup.com/hanao/4125.html
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猫弁は老女が拾った迷子犬の散歩をすることになったり。二世議員=女史47歳独身は、「スギ花粉を無くす!」と次の選挙に出ようとするが森の神の妨害でとん挫する?カメレオンが縁でその政治家の顧問弁護士にもなって・・・大福亜子は×3の60代金持ち美女な顧客から「森の神」と結婚したいと言われて・・・さてさてどうなるか???と言う感じでしょうか。

いくつもの物語が、絡み合って結局みんないい人だからいろいろ報われて幸せなお話・・・とか書くとチャラい感じになるけど・・・笑いあり涙ありな人情ドラマが非常に心地よい。ストーリーも各々の人物背景も細部まで無駄なくきっちりで流石です。ラスト2ページで涙腺やられました(笑)

非常に面白かったです。

2021/7/24

「連弾」 佐藤 青南  活字もすっげえたまには読むぞ

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公園で発見された60代位の男性の死体他殺死体・・・彼は話題の新進の作曲家、篁のコンサートに居たらしい。そして篁と知り合いだと吹聴していたようだが・・・操作一課の音喜多弦は、音楽隊志望なのになぜか所轄の刑事課に居る鳴海桜子とコンビを組んで捜査に当たる。なんでこんなやつが刑事課に居るのかと思うほどの抜けて常識しらずの鳴海にストレスを感じながら・・・でもこいつ意外とただものじゃない???複雑に絡み合った事件の謎を追ううちに二人がたどり着いた結論は・・・???そんな感じでしょうか。


細かく連なって仕掛けられたいくつも謎=ドラマに一切の無駄が無い。謎の回収がさらに次の謎につながってるので飽きが来ない。登場人物たちのキャラも葛藤も抱えてるものもメリハリが効いてて嫌なやつも良い奴も魅力的。ここ最近で一番どっぷり楽しめた小説でした。

非常に面白かったです。

2021/7/23

「明日は結婚式」 小路 幸也  活字もすっげえたまには読むぞ

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結婚式前日。それぞれ色々あったけど基本大分幸せな家族2組の、幸せな1日のお話。


パンが美味そう(笑) 無毒な優しい良い話。手放しの穏やかな幸せ。その分コクやキレは無いけど、サラッと気持ちよく読めました。

面白かったと言うより気持ちよかったです。 
タグ: 小説 結婚 家族

2021/7/22

「バチカン奇跡調査官 天使の群れの導く処」 藤木 凛  活字もすっげえたまには読むぞ

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全部入れるとシリーズ第22弾、短編集抜くと第17弾と言う事になるはず。

過去作の感想↓
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エンジン故障の旅客機を導いた空飛ぶ天使軍団? 時を同じくして勝手に回転したキリスト像?? そんな奇跡調査に平賀&ロベルトはキルギスに向かった。今度こそ本当の奇跡かと、ギリギリまで来たが、そこには思わぬ事実が・・・そしてピンチ!?って感じですか。


各登場人物のキャラがより強く固まってきて、こちらにも馴染んできてるのでそんな当たりの味わい深さも兼ねて楽しいですね。今回も無理筋な証明かと言う感じの中、若干強引な科学的裏付けへの持って行き方もナイスです。

面白かったです。



2021/7/18

「僕とAIドクター・深見マナの謎解きカルテ 研修医と眼科AIの診察日記」 水沢 あきと   活字もすっげえたまには読むぞ

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頼りない若手眼科医=山根は突如目が見えなくなったと言う急患の診療中、女性からの電話に助けられる。しかして、その女性は超最先端で有能なAI=深見マナだった。でもって、治験としてマナとタッグを組んで業務を行う事に・・・優秀なAIとダメなボク??そんな感じで落ち込んだりしたけど、変わった患者の診療を続けていくと、完全無欠っぽいマナにはマナで盲点・弱点も・・・と言う感じですか?

あっという間に読み終わるボリューム。コスパは・・・とか思ったり(笑) 中身はラノベ色強め(と言うかそもそもラノベなのか)、ありがちな成長物ですが、まあ楽しいです。主人公が立ち上がるあたりは、ちゃんと盛り上がったし。薄いけど、あっさり軽食にむしろいい感じ?

プチ面白かったです。

2021/7/18

「隠れの子 東京バンドワゴン零」 小路 幸也  活字もすっげえたまには読むぞ

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「隠れ」と呼ばれるそれぞれ違う特殊能力を持つ者たちがいてひっそり暮らしている・・・植木屋で暮らす少女=るうもその一人で、彼女の持つ能力は他の隠れの能力を消せると言うもの・・・同心堀田州太郎は、隠れである自覚が無いまま臭いをかぐ能力を。そして彼は闇に落ちがちな隠れ達の中でも特殊な「ひなたの隠れ」と言う存在で・・・そんな州太郎の義父が心臓発作で死んだが、州太郎は義父が「殺された」事をわかっている。やはり同心だった義父が知れべていた事件は「ざりば講」と言う、怪しい組織?そこには闇に落ちた「闇隠れ」達がかかわっている様で・・・州太郎と出会った、遠州屋=ひとり隠れや、るうの保護者鉄斎やらの力も借りて、義父の仇&組織壊滅へ動く???といった感じですか。



設定として、主人公が堀田家の先祖と言う事で「東京バンドワゴン零」と副題がついてますが、シリーズではなく独立した小説。世界観も別物で、今のところはリンクも無し。それはさておき、楽しかったですね。これはこれでシリーズとして続いていきそうな感じ。後々には東京バンドワゴンへの流れていくエピソードも出てくるかも??

面白かったです。

2021/7/11

「Invert(インヴァート) 城塚翡翠倒叙集」 相沢 沙呼  活字もすっげえたまには読むぞ

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これの続編↓
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小学校時代から知り合いの目の上のたん瘤社長を殺したプログラマ、子供の被害を食い止めるためある男を殺した小学校の女教師、告発しようとする部下を殺した元刑事の探偵社社長・・・霊媒師の皮をかぶった凄腕探偵のなんちゃってゆるふわ系美女が殺人班達を追い詰める・・・そんな感じ。


謎は事件ではなく推理にある。終わってみれば、釈迦の手のひらの上だった的な犯人達と主人公の性格の悪さが持ち味ですか。この設定で続編が出るならまた楽しませていただきましょう。ちらっと出てくるマジシャンは酉野初かな?

面白かったです。


2021/7/4

「涙雨の季節に蒐集家は、」 太田 紫織  活字もすっげえたまには読むぞ

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京大に入るも、5月病で札幌の自宅でひきこもる雨宮青音。そんな時に旭川に住む伯父の訃報が。本当に大好きな伯父だったけど、母との関係の悪さと、後子供のころに見た「あの風景」のせいでその後ずっと会いに行けてなかった・・・久しぶりに外へ・・・親族からは嫌われていた伯父の遺品整理に母と共に向かった青音。そこで出会った遺品整理の会社の女性は「あの風景」にいた、悪魔とそっくりだった・・・が、結局次の日のトラブルで彼女に救われしばらく彼女の勤める会社で働くことに。そして彼女には双子の兄が居て・・・と言う感じのお話?

遺品整理を軸に故人への思いと遺族の気持ちにまつわるちょっとした謎とかトラブルを解決する3篇に枠組みとして主人公の大きな物語が乗っている構造。回収されてない伏線だらけなんで、続く前提での作品なのかなと。今のところ比較的サラッとしてますので、是非より濃く深くな続編を。

面白かったです。

2021/6/30

「ヒトコブラクダ層ぜっと」 万城目 学  活字もすっげえたまには読むぞ

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3歳の時家を直撃した流れ星で両親を失った三つ子=梵天、梵地、梵人。しばらくの間あまり豊かではない親せきのお世話になったが、長男梵天が「俺が働く役目」と中学を出てから働き梵地は学問、梵人はスポーツ・・・梵人は怪我によってその道が絶たれてしまうが・・・まあそんな感じ。大きくなると、兄弟はそれぞれ3秒の力と後に呼び合う異なる特殊な能力を持っている事に気づく。その能力を生かして、フィリピン人の人助けから始まり、ティラノの牙の化石きっかけでついつい犯罪にも手を・・・そんな時兄弟の前に現れた青づくめの謎の外国人女性?犯罪の証拠を元に脅し??で、何故か兄弟は自衛隊に入る。そして入隊一年でまたまた何故かのPKOでのイラク行きが??そしてイラクではさらなる怒涛の出来事が待ち構えていて・・・砂漠の側に沈む謎の都市とかゾンビとか????そんな感じ。

上巻440ページ、下巻490ページの壮大な世界観の長編。それを飽きずに最後まで読まさせるストーリーがすごい。目くるめくスペクタクル?怒涛の展開なエンターテイメントと、積みあがる謎と回収と、人間味あふれるキャラたちの織り成す程よくコミカルなドラマやら葛藤やら矜持やらたっぷり楽しめました。

非常に面白かったです。

2021/6/26

「異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 剥皮の獣」 久住 四季  活字もすっげえたまには読むぞ

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シリーズ第二弾。前作の感想↓
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職務規定違反から奥多摩署の地域課勤務になったが、そこで何とか刑事に復帰した莉花。しかし、規律違反者にに厳しい文化の警察で同じ部署では総スカンな感じ・・・そんな折、池袋の強盗殺人班2名が奥多摩に。偽名でホテルに泊まっているところを一人は逮捕したがもう一方は逃走。身を隠しそうなところをあたってみた莉花が発見したのは頭の皮を剥がれた犯人の遺体と、同じ小屋にうずくまる7歳の少女だった・・・捕まえた強盗犯は全部殺された方に責任をおっかぶせるし、強盗犯を殺した犯人は何を考えての行動かさっぱり。干される寸前、池袋の件がらみで前回の事件で世話になった操作一課の仙波主任に拾われペアを組み捜査に当たるが、今一つ腑に落ちない謎が・・・そこで莉花はまた死刑囚、阿良谷静博士に話を聞きに行く・・・そんな感じ。


莉花さん大分やられます(笑)追い詰められた状態での奮闘記と言う感じもなかなかよろしく、阿良谷との絡みもちょろっとだけど味わい深い。ただ「クールすぎる」と言うほどクールかと言うと・・・と言うのはご愛敬?次作も出るなら楽しみです。

面白かったです。
タグ: 小説 警察 死刑囚



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