2021/8/28
「ポンコツちゃん検証中」 全10巻 福地 翼 マンガの話とか
2021/8/28
「双亡弟壊すべし」 全25巻 藤田 和日郎 マンガの話とか

連載で追ってくのには正直ついていけなくて、単行本完結で一気読み。藤田節炸裂作品です。今回はずっと同じ建物で戦ってるので、抜き回が無く余計濃厚で連星で追うのがつらくなったのか・・・一気読みはガツっと来ます。
いつも通りで、この路線でもうガンガンと次も期待。
2021/8/28
「ランウェイで笑って」 全22巻 猪ノ野 言葉 マンガの話とか

ファッションモデルを目指すも、成長が途中で止まってしまった背の低い少女。ファッションデザイナーになりたいが、片親の母は身体を壊し三人の妹がいるので断念しようとしていた少年。その2人の出会いと、成長と苦労と才能の開花と成功のマンガ。
最終話「相手」をフワッとさせてるのは作者の気遣いとの事です=あなたが思う相手とくっつけてくださいと巻末インタビューで・・・
とてもおっさんがはまるようなマンガではなく・・・いや、でも痛恨にもすごく面白かったです(笑)
2021/3/21
「DAYS」 全42巻 マンガの話とか


完結し、後日談含んだ書き下ろし付きの最終巻もGET。ここ数年で一番好きなマンガだったかも。毎週マガジンが楽しみだった・・・
この前身となる「振り向くな君は」は面白かったのに打ち切り??短命に終わった作品で、それから何年かしてそちらのメンバーもライバルで登場させた本作。感動もワクワクも笑いもたくさんもらった。主人公つくしの高校入学前夜のもう一人の主人公風間との出会いから1年冬の高校選手権までの1年足らずの物語。努力と葛藤と成長と挫折と友情と・・・そして何より主人公以外・・・と言うかつくし&風間以外もみな主人公で、ライバルも教師も・・・そしてそれこそマネージャまで熱く様々な物語を見せてくれました。東院との決勝前の生方の8分20秒に及ぶ熱弁とか結構ツボ。
この人の作品はオーバードライブとかから好きだったけど、これは格別な傑作ではないかと思う次第です。
2019/12/1
「響 〜小説家になる方法〜」 全13巻 マンガの話とか

新刊が来たら最終巻だった。なんというかパワフルな漫画だった。深い様な「雰囲気」なんだけど・・・良く考えれば「あれ?・・・」と。そう、パワーと雰囲気。
エキセントリックな天才少女がひたすら疾走していく。とんでもない小説を書く。強い。傍若無人。周りを気にせず自分の信念を貫くためには暴力も辞さぬ。でもちょっと優しい?そんな響だけど何故かみんな彼女と仲良くなりたがっている?そして今日もトラブルと奇跡が起きる。ザクッと書くとそんなお話なのか???
で・・・なんか大好きでした(笑) マンガはパワーと雰囲気!?
2018/1/4
「ベイビーステップ」 全47巻 マンガの話とか

完結したんで一気読み・・・なんというか中身の詰まったマンガでしたね。終わり方は「えっ!?」って感じで、打ち切り説も多いみたいだけど、そこそこ人気はあったような気はするのでなんか別の事情か・・・あるいはこれが望んでた着地なのか?
改めて読み返して良いマンガだったなあと思う連休終了間近です。寝よ・・・
2017/7/23
「エンジェルハート」 1stシーズン 全33巻+2ndシーズン 全16巻 マンガの話とか

完結したので・・・1stと2ndシーズンに別れてるけど、出版社が変わったからで基本は一続きのお話。とすると全49巻か。連載17年とかだそうで。
80年代にジャンプで連載されたシティハンターの世界観の続きの世界で描かれてるけど、設定は色々違って・・・あくまでも別のお話で「並行世界」みたいなものって事だったっけ? ともかく、冴羽 獠と結婚した槇村 香が事故で亡くなって、心臓移植のドナー登録してたんでその心臓を移送してたら強奪されて、台湾の組織の殺し屋な少女に移植され・・・「心臓の記憶」に導かれた少女は新宿を訪れ獠と親子に・・・ってな感じから始まるお話。
各話、基本的には割とベタな「良い話」をコミカルに描いてハードボイルドスパイス振りかけた感じ。でもそのさじ加減がなんかおっさんには丁度良くて、結構泣きポイントが多かった・・・今回完結を機に、再度一気読みしてまたまた何度かほろりとさせていただきました。
良いマンガだった。お疲れさまでしたっ!!
2016/7/16
「SOUL CATCHER(S)」 全11巻 マンガの話とか

少し前に少年ジャンプで連載していて、途中で関連マイナー誌にドナドナされて行ったマンガ。割と好きだったけど、単行本で追いかけるほどじゃ無いなと当時は思って・・・久々思い出して調べてみると、完結してる様だったので結局大人買いで・・・
ブラバン青春物・・・なのか? 人の心が「見えて」しまう、その能力故に人とかかわらずに過ごしてきた主人公が、文字通り「人の心をつかむ」同級生のサックス奏者に出会って、ブラバン入って指揮者を目指すことに・・・ことごとく心に深い闇をしょったパートリーダーたちを救い、演奏を向上させ、全国へ・・・ライバルも多数出て・・・そんな感じ。
要約すると・・・「ちょっとファンタジーバトル要素のブラバン青春ものの、皮をかぶったカウンセリング系成長ストーリー」・・・変だな(笑) でも改めて読んで結構はまりました。3夜連続一気読み、50歳近いおっさんですが(爆)
2016/5/5
「2012 009 conclusion GOD'S WAR」 全5巻 マンガの話とか


ご本人は何時か完結させるつもりだったらしい、サイボーグ009。あまりにテーマが深淵すぎて、結末までたどり着けず未完となったエピソード「天使編/神々との戦い編」を、父のノートを元に息子さんが小説化、さらにそれを漫画家さんがマンガにしたものらしい。知らなかったけど、最近009の話題になって、存在にたどり着きました。
で、読んだ。オリジナルの関連部分から(写真下はオリジナルの文庫版)。結果色々あるけど・・・キリが無いし、多分細かい感想を言うのは野暮と言うもの。ざっくりで言えば、個人的には読めて良かったし、これが「完結編」で良いと思うし、何となく「ありがとう」って気持ちもあります。
2015/12/24
ピアノの森」 一色まこと 27巻、完結 マンガの話とか

最終巻がamazonからやってきた。1巻から一気読みを。号泣・・・なんというか、自分にとって特別なマンガとなりました。
2005年に11巻までの段階でブログに投稿してる↓
http://moon.ap.teacup.com/hanao/114.html
その後・・・9巻あたりから若干中だるみ(後から見れば、必要・・・)とも取れる展開も挟んで「ああやっぱ、少年期がピークかなあ・・・」とか思ってた時期もあったけど、徐々に盛り上げショパンコンクールに突入したあたりからは、もうなんと言うか・・・・
才能を見出された少年が、色々あって人間的な成長を見せつつ、笑いあり涙ありで、それを開花させる物語・・・と書いてしまうと、なんかありがちで安っぽい。でも、そうなんだけど、それ高の訳がない傑作です。
色々ありますが、こんなに登場人物の演奏が待ち遠しい「マンガ」って無かったんじゃないか・・・音の出ない媒体で・・・いやだからこそか?この演奏シーンの表現力は半端ないっす。カイのすべての演奏、少年編での便所姫、そして一皮むけた雨宮君とパン・ウエイ・・・・最後の「二人の競演」は演奏シーン無かったけど・・・
で、登場人物・・・気持ちの良い、不器用な人達がわんさか登場。阿字野先生が・・・かっこいいな・・・主人公カイはもちろん、もうてんこ盛りで素敵な登場人物たちが登場するんだけど、阿字野先生はなんか別格だ。男として、大人としてなんて素敵なんだろう・・・次点便所姫で・・・
結果、感想を集約すると「ありがとう」だな・・・こんなに、マンガを読み終えて感謝の気持ちに満ち溢れたことはかつてない・・・みんなに読んでもらって、幸せになってもらいたい・・・そんなマンガです。
ともかく読んでっ!!