バカボンのパパのキメ台詞「これでいいのだ」を英語で言うと「Let It Be」なんだろうか?

2019/6/6

「笑えシャイロック」 中山 七里  活字もすっげえたまには読むぞ

クリックすると元のサイズで表示します

大手銀行の若手社員の結城。幹部候補生で同期の中でも評価は高いが、何故か表街道の営業部から裏街道な「渉外部」に3年目に異動。そこで実績ややり口から「ベニスの商人」金貸し屋=「シャイロック」のあだ名を拝名した山賀雄平課長代理の下で働くことになる。銀行随一の辣腕とギリギリの奇策を交えた債権回収に、最初は小さな嫌悪感から徐々に尊敬へと移りつつあった半年経過頃、突如山賀が他殺死体で発見される???山賀の仕事を引き継いだ結城は、しつこく絡んでくる同事件捜査の刑事にも協力しながら「シャイロック」の残務をこなしていく・・・そして、残務の蹴りがついたころに、殺人の真相は???って感じですか。

それぞれの「回収」のお話と結末の快感が短編的に連なる流れでの、バックグランドで成長物語あり。殺人事件の件ありミステリィと濃いめのお仕事小説のハイブリッドで、全くだれることなくグイグイ惹きこまれた感じ。作者らしい逸品。良いです。

非常に面白かったです。



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ