2016/12/6
寒暖差酷いな・・・ 食い物の話とか
2016/12/6
「あしたはれたら死のう」 太田 紫織 活字もすっげえたまには読むぞ

病院で目が覚めた遠子。しばらくの間の記憶がないが・・・増水した川へ橋から飛び込んだらしい。そして、それは一人では無く「記憶にない」同級生の男の子と一緒で・・・彼は亡くなったと言う。「彼」にも「私」にも自殺の理由が見つからない。そして「彼の一部」が自分の中に残っている様な感覚が・・・自分の、そして彼の自殺の理由を突き止めるため遠子は復学し、調査を始めるが・・・ってな感じですかね。
終盤に若干のパンチ不足を感じ無いでもなかったけど・・・途中まで、なんか凄く引きこまれた。いや、ラストも決して悪くはないな・・・「強く儚い者たち」って歌があったけどそんな感じ・・・って意味不明ですね。不器用で身勝手だけど愛があり、救いもあります???
非常に面白かったです。